番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

今回旅をするのは、俳優としてのみならず演出や描画など、ジャンルにとらわれることなく幅広い活躍をされている、米倉斉加年さん。そして旅先は石川県・金沢市です。江戸時代には、江戸・大坂・京都・名古屋に次ぐ大都市として栄え、この「加賀百万石」という名に相応しい城下町として、隆盛を誇ったといいます。その往時の佇まいが、いまだ随所に残っている金沢を巡り、往時の技と味を今に伝える職人さんたちを、ズバリ!訪ね歩きます!
 
         
 

言わずと知れた日本三名園が一つ、兼六園

雪の兼六園…もう、兼六園について言及する事はありません。
雪害から樹木を守る為に行われる職人の技、「雪吊り」をじっくりとご覧ください!


 

写真
このポイントが一番有名でしょうか

 
         
 

開いて艶やか、持って軽やか金沢和傘

もし、街中で着物姿に和傘を差している人を見かけたら、カッコいい!、と思うのは何も僕だけでは無いはずです。和傘、今でこそほとんど差している人を見かける事はありませんが、そのデザインはとてもオシャレでモダン、今だからこそ斬新に映ります。
そして金沢には、皆さんも御存知の、金沢和傘があります。雨や雪の多い、この地だからこそ生まれたとも言える金沢和傘。そんな金沢和傘を作り続ける、松田弘さんを訪ねます。現在、金沢においてたった一人の金沢和傘職人だという松田さん。(どうにかしないと…憂えきことです)金沢和傘の美しさと匠の技に酔いしれます。

 


 
         
 

日本は、元々1日24時間ではなく12刻!?(和時計)

機械時計が日本に最初にやってきたのは、1551年(天文20年)。宣教師フランシスコ・ザビエルによって伝来したとされています。その後も、諸外国からたくさんの人達が機械時計(西洋時計)を日本に持ち込んだそうです。その時計技術を学び、江戸時代に入って作り直したのが「和時計」なんです。(和時計と一言で言っても、櫓時計、尺時計、枕時計、懐中時計…など種類はたくさんあります)この和時計、西洋の時計と決定的に違うのが時間解釈なんです。西洋の時計は、今現在私達が使っているのと同じく、24時間ですが、和時計は12刻制なんです。(日出と日没によって昼と夜に分け、それぞれを6等分して十二支で割り振った時刻表示法です)さらには、夏と冬で変化する、昼と夜の長さを調節できるようにもなっていたんだとか。自然と共に生きてきた日本人が考案した、日本らしい時計です!その仕組みを、日本古時計保存協会の井上悦朗さんにじっくり伺います。

  写真
米倉さんと井上悦朗さん(写真左)。
写真
これが通称・大名時計と呼ばれる、櫓時計です!
 
         
 

魅せます!金沢市消防団の皆さん(加賀鳶梯子登り)

毎年行なわれる、金沢市消防団の出初め式や金沢百万石まつりの目玉は、なんと言っても「加賀鳶梯子登り」です!49分団からなる金沢市消防団の皆さんが、高さ6メートルの梯子の上で、アクロバティックで華麗な技の数々を披露します!高さをものともしない勇壮な姿。
(元々江戸時代には、この梯子の上から、火災の状況、風向き、建物の配置などを確かめたんだそうです…しかし実際見ると6メートルは高いですよ)やはりこれは、金沢市消防団の皆さんの日々の練習の賜物だといいます。ではでは、その練習を覗かせていただきましょう。

  写真
見てるこっちがひやひやしてきます。
 
         
 

加賀纏(かがまとい)は、消防団のシンボルです!

「加賀鳶梯子登り」でも振られる纏。元々は、戦国時代、敵味方を区別する為のものだったんだとか。それが時を経て、町火消しのシンボルになったんだそうです。ただ、加賀の纏が他と違うのは、纏の色が金なんです!加賀藩主である前田氏が持っていた纏が金色で、それを加賀火消しのシンボルにして受け継がれたので、現在も金なんです。(一般的な白色の纏と比べると、明らかに派手で目立ちます)火消し纏職人・坪野進さんの家にお邪魔します。

 

写真
米倉さんと坪野進さん(写真右)。
そして金色の纏!

 
         
 

海あり山あり、金沢は食材の宝庫です!(近江町市場)

市民からは、「おみちょ」(…かわいいネーミングです)と呼ばれ親しまれている近江町市場。店舗は約170。海のものから山のもの、なんでもござれのこの市場。(さすがにペットは買えませんが…)しかも安い!(撮影してるときも、なぜかしきりに僕にズワイガニをどんどん値切ってくれるお母さんがいました!…ただあまりの量の多さに買えませんでした…なんせ10杯ですから)まさに「品揃え」「鮮度」「安さ」は当たり前だという売り文句通り!買い物を楽しむも良し、お店の人との会話を楽しむのも良し!です。

 

写真
すごい人出で賑わっています!

 
         
 

百万石の文化が生んだ、加賀の郷土料理!(加賀料理)

加賀料理。この言葉だけ聞くと、加賀百万石の料理=豪華な料理というイメージがあるかもしれません。しかし、実際の加賀料理は決してそんな事はありません。地元の郷土料理であり、素朴でありながら、長期保存できるように、美味しく食べられるように工夫されてきたものばかりだそうです。その加賀料理を、料亭旅館「山乃尾」で食したいと思います。ちなみに、山乃尾は料理家・美食家・陶芸家など様々な顔を持つ、かの有名な人物とも関連が…それも含めてお楽しみください!

  写真
米倉さんと、山乃尾の本谷達弥さん(写真左)。いろんな加賀料理が並んでますね。
 

日本の文化を今に伝える職人の方達を訪ねた、今回の旅。職人さんに会えば会うほど、その優れた技術を見れば見るほど、本当の日本の素晴らしさが見えてきます。うーむ、日本は深い!
…と、しみじみつくづくそう思いました。


Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.