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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

静岡と聞くと、頭に浮かぶのは「お茶」に「富士山」。そしてこの時期春の風物詩として紙面を飾るのが、富士山を背景にしたサクラエビの天日干し。美味しい物には目がないという旅人の丹波義隆さんが、そんな旬のサクラエビを求めて賑わう由比港を訪ねます。今回は駿河路の、その土地の風土が織りなす春の色模様に出会います。

 

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桜えび漁

東京湾や相模湾にも生息するサクラエビですが、なんといっても有名なのが静岡県の駿河湾。漁は春と秋に行われますが、「桜色」に染まるサクラエビの天日干しの風景といえば、やっぱり春。その小さな獲物を求めて海の男達が夕方一斉に船出します。サクラエビは夜の漁。暮れ行く夕陽を眺めながら、丹波さんもサクラエビ漁に同行します。

 

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サクラエビの沖あがり

サクラエビ料理といえば、なんと言っても「かき揚げ」。しかしここ由比の漁師さん達が、昔から海から戻ると食べていた料理があると聞きました。これを食べたら身も心も一気に温まるという漁師料理を由比のお母さん達に御馳走していただきます。海で獲れ立てのサクラエビを、お母さんたちの愛情がたっぷりつまった「沖上がり」を頂きます。

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静岡おでん

今やすっかり静岡の名物となっているのが『「黒」はんぺん』で知られる「静岡おでん」。まだ静岡で「おでん」は食べた事のなかった丹波さん。早速「静岡おでん」を味わうべく静岡の町を歩きます。おでんと言えば寒い冬に「おでん始めました!」なんて品書きを見つけ、もうそんな季節かと冬を思う一品なのですが、静岡では一年中いつでも食べるんだそうです。更に「静岡おでん」には「静岡おでん五ヶ条」というのがあり、これに当てはまらない物は「静岡おでん」とは呼べないとか・・・。大正3年に始めたという水野商店さんに伺います。

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お茶

静岡では新茶の茶摘みが終わり、6月中旬の二番茶摘みの準備で茶畑は綺麗に刈り込まれ、美しい「緑色」の風景が広がります。今回お邪魔したのは静岡市清水区にあるお茶農家さん。茶畑を案内していただきながら緑色の茶畑を歩いていると、一カ所だけ「黄色」い畑が・・・。遠くからだと花畑と見間違う程の色の違い。「あれです、あれです」と指差すご主人。さて、これは何茶なのでしょう?お茶処の静岡で、珍しいお茶に出会います。

 

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紅茶

さて、次は緑茶から紅茶のお話。日本を代表するお茶処静岡で作られる、もう一つの有名なお茶が紅茶。昔、明治政府は新しい産業振興の為、一人の日本人をインドに派遣しました。そして彼に学ばせたのが、紅茶栽培と加工技術。その技術を持ち帰り、始めて紅茶を作ったのが、静岡市の丸子だったのです。緑茶の「緑色」から紅茶の「紅色」を訪ねて、国産紅茶を作り続けている丸子のお茶農家さんを訪ねます。

 

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あかりの博物館

日本橋から数えて16番目の宿場町、旧東海道の由比に「あかりの博物館」という名の建物を見つけます。館内には様々な「灯り」が展示され、日本の「灯り」について学ぶ事が出来ます。今回丹波さんが見せてもらったのは、昔、道中を行く旅人には欠かせなかった「火打ち金」に「火打ち石」。ドラマなどで小道具として使う事はあっても、実際に火が点く所は見た事のなかった丹波さんも、興味津々です。

 


 
         
 

木版画

今回「色」をテーマに駿河路を歩いてきた丹波さん。最後に見つけたのは、木版画家の浦田周社さんのギャラリー「版隈」(はんくま)。昔静岡では茶の名産地であった事から、幕末から明治にかけて、海外輸出の茶箱に張りつける紙の札「蘭字」が浮世絵技法によって盛んに作られていました。そして江戸と京都の中間にあたる静岡は、職人の交流の場として欠かせない場所だったそうです。そんな静岡で、代々浮世絵技法を伝承しているのが「版隈」さん。現在6代目の浦田周社さんにお話を伺いながら、摺りの技法を見せていただきます。

 

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「春・夏・秋・冬」それぞれの季節に、多彩な色が咲き誇る日本の豊かな風土。今回は、丹波さんが旅する駿河路を、春の様々な「色」と共にお楽しみください。


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