今回の旅人は、番組初登場の志垣太郎さんです。旅先は、みちのくの小京都角館。秋田県仙北市になります。旅好きという志垣さんでも訪れるのは三十数年ぶりという角館。懐かしい面影を求めながら、新緑・初夏ならではの魅力を味わいます。
坂本薬店
青々とした枝垂れ桜の葉が黒塀に映える武家屋敷の通りを歩いていると、レトロな看板を掲げる蔵造りの薬局を発見!中にお邪魔すると、看板娘の坂本田鶴子さんがお出迎え。とっても元気な88歳、お肌がつるつるの秋田美人です。 薬店の中はタイムスリップしたかのような大正・昭和の懐かしさ満点です。棚の中の薬ビン、掲げられている木の看板など、どれにも目を奪われます。薬店を百年以上支えてきた立派な木の梁にも注目です。
なると餅
次に志垣さんが見つけたのは、“名物なると餅”という文字。それは試してみなければ!と早速お店へと向かいます。笹の葉一枚に二つのお餅がセットのなると餅。梅型の可愛らしい形をしています。 何でなると餅って言うんでしょうか?名前の由来の、言葉の掛詞。聞き漏らさないでくださいね!そして志垣さんのギャグも飛び出します!うーん!!
イタヤ細工
続いては秋田県角館の伝統工芸品イタヤ細工の作業場を見学させていただきます。さて、そのイタヤ細工とは、イタヤカエデを細い材にして、編んで作るカゴや箕などのこと。ところで一本の木から、どうやって薄いヒモ状にし、カゴを編んでいくのでしょうか。作業工程とともに工芸品を作るのに適したイタヤカエデの特徴を教えていただきます。
山菜料理
懐かしい面影に惹かれて訪れたのは料亭東海林。三十数年ぶりの再会!美しかった女将さんは、変わらず美しい秋田美人。前に訪れた時は豪雪の中冬の味覚を味わったそうですが、今回は初夏ならではの採れたての山菜料理をいただきます。この時期に漬けられるクルミの味噌漬けをはじめ、ミズのたたき、塩くじらの鍋など珍しいものがいっぱいです。郷土料理という地元ならではの食文化の話を聞きながらいただきます。
巨樹の森
角館の近くに、地元の人から“和賀山塊”と呼ばれている森があります。ふかふかの地面に腰まであるシダ、背丈ほどあるフキ。澄んだ川の水はもちろん飲むことができます。そんな深い森の中に何十年、何百年と佇む巨樹に会いに行きます。
武家屋敷の並ぶ角館の、一本裏道を歩いての出会いの数々。そこには観光地角館では無い、長い歴史の中に暮らしてきた人々の今がありました。皆さんも、新緑の美しい、梅雨の晴れ間の秋田は角館の旅をお楽しみください。