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(c)安野 光雅
 

みどころ

昭和45年10月に始まった「遠くへ行きたい」は、今年の10月から40年目の旅に突入です。そこで今回の第1976回と1978回は、40年目突入記念としてお送りします。さて、40年目記念の旅のテーマは「小京都」。現在京都が中心となって行っている「全国京都会議」には、全国から名乗りを上げた50の都市が「小京都」と認定されています。が、今回は、あくまで「遠くへ行きたい」の視点で選んだ「小京都」が旅先。「小京都」とは、歴史を感じさせる古い町並みだけでなく、その町の伝統ある文化が今も息づく町。そんな伝統ある文化を象徴するものひとつが「食文化」ですよね。そこで40年目記念の旅は「小京都の伝統の味」を巡る旅です。第1弾の旅人は、お馴染みの料理人・森野熊八さん。そして、第2弾の旅人は平野 文さん。まずは熊八さんの旅から。どんな「伝統の味」に出会えるのでしょう…
 
         
 

海の小京都 福井県小浜

まずは「海の小京都」福井県の小浜の旅から。小浜は、古くから北前船の寄港地として栄えた、歴史ある港町。更に「鯖街道」の基点として知られるように、京都とのつながりが深い町でもあります。


 

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海の小京都 小浜の町にて

 
         
 

若狭小浜お魚センター

港町小浜らしく、最初に訪ねるのは「若狭小浜お魚センター」。この市場に並ぶ魚は当然、若狭の海で獲れた物ばかり。アマダイにカレイ、ワタリガニ、ハモなどなど、その種類の多さにビックリ。更に、新鮮な上に「とにかく安い」と、ビックリ続きの熊八さんでした。


 

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若狭小浜お魚センター
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小浜に水揚げされた新鮮な魚の数々

 
         
 

料理旅館「福喜」

食材豊富な小浜の味が堪能できる宿がありました。料理旅館「福喜」。この宿は、「小京都」らしい風格ある木造三階建ての建物なのですが、ちょっと驚くのがその玄関。何故かは、番組をご覧になってのお楽しみ…。さて、自慢の料理ですが、コダイのささ漬け、アマダイの若狭焼、サバのヌタ、煮付けにお寿司などなど、正にズラリ。料理から見えてくる、小京都 小浜の歴史とは…。

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歴史を感じさせる、料理旅館「福喜」
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ズラリと並んだ料理。中でもアマダイの焼物は絶品

 
         
 

川の小京都 岐阜県郡上八幡

「海の小京都」から「川の小京都」へ…。清流長良川と吉田川の合流地点に位置する城下町、郡上八幡は「川の小京都」。郡上八幡は川だけでなく、名水百選で知られる「宗祇水」があるように、町のあちらこちらに、湧水や山水が流れる水路がある水豊かな町。

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山に囲まれた「川の小京都」郡上八幡
 
         
 

水船

水船とは、湧水や山水を、階段状の2槽から3槽の桶に引き入れた物。水船は地区ごとにあり、その周辺の人たちの生活用水として使われています。そこには豊かな水を大切に使ってきた、町の人たちの知恵が…。そして、それが町を流れる川を守ることに、繋がっていたのです。


 

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今も郡上八幡の人たちの生活に欠かせない「水船」

 
         
 

川の恵 鮎

町の中心を流れる吉田川で採れる鮎は「郡上鮎」と呼ばれ、長良川の鮎とは別物とされています。この「郡上鮎」に拘った料理屋がありました。「郡上鮎」が何故、別格扱いなのか。そしてその味は…。鮎から見えてきたのは、町の人たちの川へ対する想いでした。

 

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お馴染み鮎の塩焼きも、郡上鮎は一味違います
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刺身も川魚独特の臭みが無い上に脂が乗っていて、熊八さんいわく「日本一」とか…

 
         
 

北の小京都 北海道松前

函館からおよそ2時間、北海道唯一の城下町 松前町があります。次は「北の小京都」松前の旅です。

 

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北海道唯一お城が築かれた「北の小京都」松前

 
         
 

藩主料理

1860年に行われた、第十四代藩主・松前徳広公の婚礼の際の献立が、記録として残されていました。その料理を再現したのが、「温泉旅館 矢野」です。今でこそ、さほど珍しいメニューには感じませんが、その料理の数々からは確実に、松前らしさが伝わってきます。それは何か…?これも、見てのお楽しみということで。

 

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これが今から約150年前に出された、藩主婚礼の料理!

 
         
 

べこ餅

殿様の料理の後は、庶民の味。「べこ餅」とは、米粉と砂糖をこねて蒸したお餅のこと。面白いのは、蒸す前の成型に木型を使うこと。イカに葉っぱ、パンダに鯉のぼりと様々な型があり、これはこの地方の嫁入り道具の一つだったといいます。地元のお母さんたちに作り方を見せていただきました。まあ、その賑やかなこと。熊八さんもタジタジでしたが、この町で「べこ餅」が長年受継がれてきたのは何故なのか、垣間見た気がしました。

 

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素朴な「べこ餅」。そのお味は?
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写真からも、お母さんたちの賑やかさが伝わってきますよね

 
         

「遠くへ行きたい」が、40年目を迎えた記念番組「小京都の味巡り」第1弾、是非お楽しみください。
そして、平野 文さん旅する第2弾は10月18日放送予定です。


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