海の小京都 福井県小浜
まずは「海の小京都」福井県の小浜の旅から。小浜は、古くから北前船の寄港地として栄えた、歴史ある港町。更に「鯖街道」の基点として知られるように、京都とのつながりが深い町でもあります。
海の小京都 小浜の町にて
若狭小浜お魚センター
港町小浜らしく、最初に訪ねるのは「若狭小浜お魚センター」。この市場に並ぶ魚は当然、若狭の海で獲れた物ばかり。アマダイにカレイ、ワタリガニ、ハモなどなど、その種類の多さにビックリ。更に、新鮮な上に「とにかく安い」と、ビックリ続きの熊八さんでした。
若狭小浜お魚センター 小浜に水揚げされた新鮮な魚の数々
料理旅館「福喜」
食材豊富な小浜の味が堪能できる宿がありました。料理旅館「福喜」。この宿は、「小京都」らしい風格ある木造三階建ての建物なのですが、ちょっと驚くのがその玄関。何故かは、番組をご覧になってのお楽しみ…。さて、自慢の料理ですが、コダイのささ漬け、アマダイの若狭焼、サバのヌタ、煮付けにお寿司などなど、正にズラリ。料理から見えてくる、小京都 小浜の歴史とは…。
川の小京都 岐阜県郡上八幡
「海の小京都」から「川の小京都」へ…。清流長良川と吉田川の合流地点に位置する城下町、郡上八幡は「川の小京都」。郡上八幡は川だけでなく、名水百選で知られる「宗祇水」があるように、町のあちらこちらに、湧水や山水が流れる水路がある水豊かな町。
水船
水船とは、湧水や山水を、階段状の2槽から3槽の桶に引き入れた物。水船は地区ごとにあり、その周辺の人たちの生活用水として使われています。そこには豊かな水を大切に使ってきた、町の人たちの知恵が…。そして、それが町を流れる川を守ることに、繋がっていたのです。
今も郡上八幡の人たちの生活に欠かせない「水船」
川の恵 鮎
町の中心を流れる吉田川で採れる鮎は「郡上鮎」と呼ばれ、長良川の鮎とは別物とされています。この「郡上鮎」に拘った料理屋がありました。「郡上鮎」が何故、別格扱いなのか。そしてその味は…。鮎から見えてきたのは、町の人たちの川へ対する想いでした。
お馴染み鮎の塩焼きも、郡上鮎は一味違います 刺身も川魚独特の臭みが無い上に脂が乗っていて、熊八さんいわく「日本一」とか…
北の小京都 北海道松前
函館からおよそ2時間、北海道唯一の城下町 松前町があります。次は「北の小京都」松前の旅です。
北海道唯一お城が築かれた「北の小京都」松前
藩主料理
1860年に行われた、第十四代藩主・松前徳広公の婚礼の際の献立が、記録として残されていました。その料理を再現したのが、「温泉旅館 矢野」です。今でこそ、さほど珍しいメニューには感じませんが、その料理の数々からは確実に、松前らしさが伝わってきます。それは何か…?これも、見てのお楽しみということで。
これが今から約150年前に出された、藩主婚礼の料理!
べこ餅
殿様の料理の後は、庶民の味。「べこ餅」とは、米粉と砂糖をこねて蒸したお餅のこと。面白いのは、蒸す前の成型に木型を使うこと。イカに葉っぱ、パンダに鯉のぼりと様々な型があり、これはこの地方の嫁入り道具の一つだったといいます。地元のお母さんたちに作り方を見せていただきました。まあ、その賑やかなこと。熊八さんもタジタジでしたが、この町で「べこ餅」が長年受継がれてきたのは何故なのか、垣間見た気がしました。
素朴な「べこ餅」。そのお味は? 写真からも、お母さんたちの賑やかさが伝わってきますよね
「遠くへ行きたい」が、40年目を迎えた記念番組「小京都の味巡り」第1弾、是非お楽しみください。 そして、平野 文さん旅する第2弾は10月18日放送予定です。