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(c)安野 光雅
 

みどころ

今年最後の旅先は京都。旅をするのは、本当に久々の登場となる、女優の黒田福美さん。
黒田さんは深〜い探究心に裏打ちされた豊富な知識をお持ちの方です。(その知識たるや、スタッフはおろか京都の方もビックリするほどです!)なのに、どんな人ともすぐに打ち解けてしまう気さくな方でもあります。
そんな黒田さんのお茶にまつわる京都の旅。
皆さんも風雅なひとときをお楽しみください!
 
         
 

北野天満宮では、天正15年(1587年)10月1日に、豊臣秀吉公が催した「北野大茶湯」を起源とする、御茶壺奉献祭と口切式が開かれます。
これは御茶壺道中から始まり、京都の各産地から運ばれた御茶壺を神前に献上、御茶壺の口切りを行う、400年もの歴史を持つ行事です。
まずは茶の湯の一年を祝う一大イベントから旅のスタートです!

 

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第14代御茶師・上林春松さん

宇治と言えば…そう、お茶の産地として大変有名ですね。
そしてこの宇治には、14代にも渡って御茶師の職を全うしてこられた方がおられます。
御茶師?普段聞きなれないこの言葉。一体どういう事をされているのでしょうか?
早速、上林春松さんに御茶師について、さらには御茶壺の中身についてお話を伺います!
茶の湯の世界の奥深さに驚きです!

 

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黄檗山萬福寺で普茶料理を頂く!

普茶料理とは、黄檗宗の宗祖・隠元禅師が、江戸時代初期に中国から伝えた、中国風精進料理です。動物性の料理を出すわけにはいかない精進料理を、いかに植物性のものだけで満足してもらうか。もどき料理と呼ばれる、工夫を凝らした見た目も楽しめる料理の数々。いろいろなもどき料理を食べたら、話が弾むこと請け合いです!(黒田さんもこれには、思わず笑いが出るほどでした)

 

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加藤憲七和尚さん(写真左)と黒田さん。ズラッと並んでいるのが普茶料理です。

 
         
 

京都ならではの京菓子屋さん!
(御菓子司・亀屋則克)

京都には、本当に数多くの和菓子屋さんがありますね。その中で、今では大変珍しい座売りでお菓子を売っているのが、御菓子司・亀屋則克さん。干菓子と生菓子、2種類を扱っています。その全てが一つ一つ手作りなので、日も昇りきる前の本当に朝早くから、森田邦夫さんがお菓子作りに取り掛かるんだそうです。お茶には欠かせないのが美味しいお菓子。干菓子作りを拝見した後は…お抹茶でいただきます!

 

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森田邦夫さん(写真右)と黒田さん。
干菓子の裏漉し作業です。

 
         
 

幻の技法を、京都伝来の美と融合させた
新しい技法「鋳込み硝子」!

パート・ド・ヴェール(フランス語で、ガラスの練り粉を意味するんだそうです)。まったく聞いたこともない方が大勢いらっしゃると思いますが、このパート・ド・ヴェールという技法は、古代メソポタミアを起源とするガラスの技法なのですが、一度消滅してしまい、19世紀アール・ヌーボー期に復活するも、再び途絶えてしまった幻の技法と呼ばれているものです。京都には、この技法を復活、さらには京都伝来の美と融合させ、パート・ド・ヴェールともまた違うガラス工芸「鋳込み硝子」を生み出した方がいらっしゃいます。西陣・室町で染色図案家をされている、石田亘さんその人です。妻・征希さんと共に手探りで始めて、大変な苦労の末に生み出した、素晴らしい作品たち。今では、長男・知史さんも鋳込み硝子作家として活躍されています。ガラスなのに温かな風合いを感じる、素晴らしい作品たちをじっくりご覧ください!

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石田亘さん(写真左)と征希さん(右から2人目)、知史さん(写真右)と黒田さん。
テーブルのう上に置かれているのが、鋳込み硝子の作品です。
 
         
         

旅の締めくくりは、京都の冬の風物詩ともなっている、南座のまねき上げです!
来年こそは良い年になりますように!(今年一年を振り返ると改めてそう感じますね)鳶職人によって上げられるまねき看板を見ながら、ひしひしとそう感じました。

次回、第1989回は、2010年1月3日が箱根駅伝のため、2010年1月10日の放送となります。



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