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(c)安野 光雅
 

みどころ

今年の冬は日本各地で大雪続き。今週の天気予報を見ても、雪だるまが嬉しそうに沢山並んでおります。さて、今回は旅人に作家の角田光代さんを招き、そんな寒空の島根県松江市を訪ねます。松江は日本有数の汽水湖 宍道湖に面し、七代藩主・松平不昧公の時代に彩られたお茶文化が、今なお残る洗練された町。多くの文人も愛したと言われる松江とは、一体どんな町なのか、角田光代さんが巡ります。
 
         
 

堀川遊覧船(小泉八雲と松江)

近年ここ松江で、観光の目玉となっているのが、市内を縦横に走るお堀を巡る堀川遊覧。角田さんも、まずは水上から松江の町を眺めます。松江のガイドを頼んだのは、作家 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の曾孫にあたる小泉凡さん。八雲が松江に滞在したのは一年程でしたが、ここでの暮らしは八雲に大きな影響を与えたと言われています。小泉凡さんに、その理由=松江の魅力を伺います。


 

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縁の宿 北堀

八雲が見た物・感じた物の足跡を追って、角田さんがやって来たのは松江城の北側のお掘りに面する武家屋敷街。八雲が暮らした家(現 小泉八雲旧居)の並びに一軒の宿がありました。知らなければ通り過ぎてしまう程、町に溶け込むこの宿は、空き家を利用して2007年に開業したのだとか。どこか松江の住人になったような気分を味わえるこの宿で、角田さんも一泊です。


 

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小泉八雲旧居にて角田さん ひと休み

 
         
 

松江ゴーストツアー

宍道湖に夕日が沈み、闇に包まれていく松江で、一風変わった催しがありました。提灯や懐中電灯を手に、八雲の代表作「怪談」のゆかりの地を巡る「松江ゴーストツアー」です。小さなキツネが所狭しと並ぶ城山稲荷神社や、夜になると動き出すと言われた大亀のいる月照寺など、ガイドさんの案内で、いざ闇の中へ。そこには、昼間とは違った松江の町の姿が・・・。

 

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月照寺にて話を聞く角田さん

 
         
 

中村茶舗

縁の宿 北堀で朝を迎え、優雅な朝ご飯をとった後は町へと出掛けます。
商店街を歩いていて多く見かけるのが、お茶屋さんに和菓子屋さん。松江はお茶の消費量が全国でも指折りで、普段から「抹茶」を飲む習慣があるのだそうです。中村茶舗店のご主人にお話を伺い、松江流の抹茶の飲み方を伝授して頂きます。

 


 
         
 

中屋万年筆店

八雲の他に志賀直哉や芥川龍之介等、文人の愛した松江ならではの物と言ったら、実は知る人ぞ知る「万年筆」なのです。創業1918年の老舗「中屋万年筆店」を訪ねます。一本100円という手軽なボールペンが入ってきてから、衰退の一途を辿っていた万年筆。しかし万年筆の愛好家は、この店からは離れていきませんでした。その理由は、ここのご主人の技と思いにあり。万年筆が大好きという作家 角田さんも興味津々でした。

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漆塗り万年筆

「松江の「万年筆」の世界は奥が深い!(ディレクター談)」というのは、実は「世界に一本だけのオリジナル万年筆」が作れることから。全国の万年筆愛好家達を魅了するオリジナル万年筆とは・・・。それは茶人としても有名な松平不昧公が、茶道具に使う為作らせたのが始まりと言われる、松江の伝統漆器「八雲塗」です。その道の職人さんが、なんと万年筆に漆を施してくれるのです。万年筆好きの角田さんも、オーダー。さて、どんな万年筆に仕上がるのでしょう。


 

 

 
         
 

日が暮れて、夜になっても煌々と明るい時代に、忘れかけていた「闇」という世界が松江には残されていました。この異世界への想像力が、また人を豊かにしてくれたのでしょうか。そんな「秘密の贅沢」が楽しめる松江の旅をどうぞお楽しみに。

 

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