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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

瀬戸内海に面する気候温暖な岡山には、海によって物や人が繋がっていた時代、その良好な地形によって港町が多く点在していました。
今回の「遠くへ行きたい」は、俳優の勝野洋さんを迎え、海と人の織り成す 古の物語を探して、吉備の国 岡山を旅します。

 

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備中温羅太鼓

旅の始まりは、岡山市から1時間ほどにある総社市。
今も伝わる「伝説」がここ総社市に残っています。その伝説とは、大陸から海を渡ってきたという「鬼」の物語です。一体どんな伝説なのでしょう…。この伝説の物語を、今に伝えながら活動を続ける備中温羅(うら)太鼓のグループを訪ねます。

 

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「温羅(うら)」と呼ばれる鬼の面を被る奏者さん

 
         
 

農具鍛冶屋

古代製鉄で知られる出雲地方と同じく、ここ岡山にも伝わった「たたら製鉄」の技術。大陸から持ち込まれたこの製鉄の技術によって、農作業に精を出し、暮らしを築いてきた人々がここ、吉備の国にいました。今も農具鍛冶として、現役で仕事を続ける河田和夫さん(80歳)を訪ねます。河田さんが叩く鎚の音色に、古人の世界に思いを馳せながら、手作り包丁を作って頂きます。

 

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  備前長船刀

「鉄の文化」として、岡山で忘れてはならないのは備前長船刀。戦国時代から、名刀を生む土地として君臨してきた「長船」。今も脈々と受け継がれる技と刀匠達の思いを訪ねて、長船に向かいます。武士道の心と共に、何百年と続いてきた「日本刀」の文化は、時代と共に付加価値を変えながら、美術品として残されてきました。今を生きる自分たちに何をもたらしてくれるのか、刀匠の思いに勝野さんが出会います。

 


 
         
 

牛窓町

「風待ち 潮待ち」の港町として、瀬戸内海随一の町として発展した牛窓町を訪ねます。木造船の技術が発展し、繁栄したという牛窓には、今も昔の面影を見つける事ができます。勝野さんがまず出会ったのは、毎年10月に行われる秋祭りで町を巡行するというだんじり。江戸時代に作られたという、豪華で鮮やかな舟形のだんじりを地元の方に見せてもらいます。

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青い海の広がる牛窓町写真
関町だんじり
 
         
 

水夫(かこ)のじゃぶじゃぶ

代々造船所を営んできたというお宅を訪ねます。こちらでは、昔船員達が食べていたという料理をご馳走して頂きました。この料理のポイントは、名前にもあるように、「じゃぶじゃぶ」という音にあるようです。勝野さんも、見様見真似でご馳走になります。さて料理を頂いた後に待っていたのは、あるお宝でした。

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船大工作家

時代とともに木造船の生産が衰退し、船大工さん達の数も次第に減っていきました。
しかし、数百トンもの大型木造船を作っていた、職人の技が消えてしまうのはもったいないと、その技術を活かした作品を作る、木工芸作家さんがいました。船大工さんに、伝授してもらいながら身に付けたという技術を使い、ユニークな作品を生み出しています。大きな杉板を、お湯につけて曲線をつけたり、板と板を接着剤を使わずに貼り付ける技術。船を作るまでの過程にあった数々の「技」を、今に残そうとする作家さんに出会います。

 

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船箪笥をモチーフにした引手箱
 
         
 

玉島地区

倉敷市玉島地区にやってきました。
ここもかつて、北前船の寄港地として栄えた港町でした。埋立てなどにより、港の景色は変貌を遂げたものの、問屋や蔵が立ち並ぶ町並みは、今も昔と変わらずに残っていました。地元に残る醤油屋さんのご主人に、昔の廻船問屋の珍しい蔵を案内してもらったり、創業131年の酒蔵のご主人に、一風変わったこだわりの酒造りを見せて頂きます。

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創業何百年という問屋さんが今でも立ち並ぶ
 
         
         
         

「古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ」かつて「旅の詩人」と呼ばれた松尾芭蕉が言いました。そんな言葉が、ふと浮かんでくるような出会いの次回の「遠くへ行きたい」。どうぞお楽しみに。


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