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(c)安野 光雅
 

みどころ

なんだか春をすっ飛ばして間近に迫る夏を感じたり、かと思いきや涼しい小雨日和が続いたりと、どうも落ち着かない天気が続いておりますが、そんな折、遠くへ行きたいは北上する桜前線を追いかけて、福島県会津若松市へ行ってきました。
旅する人は歌手のダ・カーポさん。コンサートツアーで何度か訪れた事はあるものの、ゆっくり巡った事がなかったという会津若松を訪ねます。
 
         
 

荒城の月碑

明治34年に発表された「荒城の月」。瀧廉太郎作曲で有名なこの曲は、日本を代表する名曲ですが、実はこの「荒城の月」のモデルとなった城の一つに、会津若松市の鶴ヶ城があったと云われています。戦後 会津若松を訪れた作詞家の土井晩翠と親交があり、歌碑の建立に至った経緯を知るという、畑洋子さんにお話を伺います。

 

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荒城の月の碑の前で、畑洋子さんと

 
         
 

末廣酒造

会津若松は、昔から水処・米処としても有名で、沢山の作り酒屋さんが軒を連ねます。そんな歴史ある酒蔵の一つ、創業嘉永3年の末廣酒造さんを訪ねます。実はここのオーナー七代目の新城さんは、古くからダ・カーポさんと付き合いがあり、懐かしい再会となりました。末廣さんこだわりの酒造りを教えて頂き、試飲の後は、ほろ酔い気分の二人を新城さんが秘密の蔵へと案内してくれました。

 

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木造三階建ての嘉永蔵は、昔の面影を今に伝えています

 
         
 

蔵座敷・昭和なつかし館

会津若松市の街中を歩いていて目に留まるのが、明治から大正にかけて作られた土蔵造りの蔵。お店や喫茶店に改良されながらも、現存する蔵が昔の面影を伝えてくれます。二人はふらっと骨董屋さんに立ち寄ります。そこで発見したのが「蔵座敷」と呼ばれる会津ならではの建物。頑丈な扉の中には畳が敷かれ、蔵の中なのに普通の居間が見えてきます。はてさてどういった構造なのでしょうか。また骨董商を営むご主人が、若い頃からこつこつ集めて作ったという、昭和の町並みが再現された「昭和なつかし館」を見せていただきます。

 

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昭和なつかし館の卓袱台を囲んで

 
         
  大町商店街

江戸時代から続く大町通りの商店街。そこで見つけたのが「4つのどうぞ」と呼ばれる看板。「お茶をどうぞ」「いすをどうぞ」などなど、ちょっと歩き疲れてきた足を止め、店主に尋ねてみる事に。「4つのどうぞ」の意味は、会津の女将さん達が集って始めたという、温かい御持て成しの心得なんだとか。衣料店の女将さんにお話を伺います。

 

 

 
         
 

西軍墓地

街中にひっそっりと佇む西軍墓地という石碑。地元の方に案内されたのは、この墓地は、戊辰戦争の時に、命を落とした西軍藩士の墓。いわゆる敵方だった西軍の墓がなぜ、会津に今も残されているのか。語り継がれてきた歴史の中にある、人々の温かな思いに出会います。

     
         
 

菊地金粉製作所

会津若松の代表する工芸品といえば、漆器で有名な会津塗りです。街中を歩いていると、漆器店が数多く見られ、いかに「漆器」が暮らしの中に寄り添った工芸か、垣間見る事ができます。今回ダ・カーポさんが訪ねたのは、そんな漆の世界を、陰で支えているという金粉製作所。模様となる蒔絵を施すときに、無くてはならない金粉は、昔から秘伝が多いのだといいますが、今回特別に金粉を作る工程の一つを見せて頂きます。

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この金箔が、ある工程を経て金粉に変わります
 
         
 

坂本乙造商店

漆器店の多い会津若松で、今回ダ・カーポさんが訪ねたのは、古くから伝わってきた漆工芸の技術を応用し、小物やアクセサリーを手がけているお店。漆を塗ったブローチに、金粉を蒔く作業を拝見します。金粉といっても、色々な用途によって使い分けているそうで、これまた奥深い話を伺った二人。素敵なお土産を見つけました。

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漆を施す作業現場を見せていただきます
 
         
 

良いものが形を変えても、「良い物」であるように、伝統の技や古人の思いを受け継いでいく会津の人々は、どこか堂々として、凛としていました。ダ・カーポさんの歌う「荒城の月」にのせて巡る、春の会津若松市の旅、どうぞお楽しみに。

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