番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

今年は4月に入っても「本当に春が来るのだろうか?」と思うような寒い日が続きましたが、5月に入ってようやく春らしくなってきましたね。今回の旅先は、豪雪地帯として知られ、遅めの春を迎えつつある岐阜県の白川郷。合掌造りの民家が建ち並ぶ独特の景観は、1995年に富山県の五箇山と共にユネスコの世界文化遺産に登録されました。ここには江戸時代から暮らして来た村人たちの、山と共に生きる知恵がたくさん詰まっているのです。そんな白川郷を旅するのは、沖縄出身の“うちな〜噺家”、藤木勇人さん。岐阜県を訪れるのは初めてだそうですが、沖縄育ちの藤木さんにとって、山の暮らしは初めての体験の連続。果たしてどんな発見があるのでしょうか。

 

写真
今年は雪が多かったという白川郷。取材をした4月末、ようやく桜の季節を迎えていました。

 
         
 

白川郷のメインストリート・本通り

路線バスに乗って到着したのは、白川郷のど真ん中を貫く「本通り」のバス停。バスを降りてみると、通り沿いには土産物屋が立ち並び、観光客や修学旅行の学生でごったがえしています。しかしその商店の向こうには合掌造りの民家が聳えているのが見え、そのギャップはまるでテーマパークにでも来たかのよう。まずはメインストリートの散歩を楽しみます。

 

写真
秘境のイメージを持っていた藤木さん。観光客の多さにはびっくり!

 
         
 

「どぶろく」と名が付くお土産品

本通りを歩いていてやたらと目に付くのが、“どぶろく羊羹”や“どぶろくきんつば”など、“どぶろく”と名がつく品々の看板。なんで「どぶろく」なのか・・・?旅はいきなり「はてなマーク」で始まりました。

 

 

 
         
  合掌造りの民家・神田家

今や白川郷の顔となった合掌造りですが、その内部がどんな構造になっているのかは、意外に知られていませんね。しかし一歩中に足を踏み入れてみれば、建築の技法から生活上の工夫まで、合掌造りの家屋は江戸時代の人々の暮らしの知恵の宝庫。江戸時代後期に建てられ築180年という合掌造りの家に住む、神田吉治さんのお宅を訪ねます。

 

写真
神田さんの合掌造り家屋です。
写真
この家を守る神田吉治さんは5代目。おばあちゃんから孫まで、一家6人で家に暮らしていました。

 
         
 

茅の葺き替え

白川郷には現在114棟の合掌造りがあるそうですが、その茅葺き屋根の葺き替えやメンテナンスを手掛る会社が、ちゃんと存在しています。それが、「白川郷かや屋根技術舎」の皆さん。20代の若者も参加しており、江戸時代の職人技を伝えていこうとしています。

  写真
集落の外れで、巨大な茅の倉庫を発見!
写真ちょうど茅の葺き替え作業を見ることができました。
 
         
 

エコツアー

周囲を深い山々に囲まれ、そこで得られる自然の恵みを巧みに利用して生活して来た白川郷の人々。そんな白川郷の豊かな自然を、一般の人にも体験してもらおうと設立されたのが、「トヨタ白川郷自然学校」です。インストラクターの山田さんと山を歩いて、白川郷の暮らしを支える山の恵みについて教えていただきます。

  写真
白川郷では、山の斜面に生える木の根元が雪の重みで、皆曲がってしまいます。これを「根曲がりの木」と呼び、合掌造りにも利用されていました。
 
         
 

ヒデ細工

白川郷のメインストリート、本通りで「白川郷 森の自然塾」と書かれた看板を掲げる工房を発見。中ではおじいちゃんが1人、うず高く積まれた木材に囲まれて熱心に作業をしています。看板には「ヒデ細工」と書かれているのですが、ヒデ細工とは、いったいどんな物なのでしょうか?

 

  写真
今やヒデ細工を作れるのは渡辺貞男さん、ただ一人なのだそうですが…?
 
         
  合掌造りの宿・民宿一茶(いっちゃ)

せっかく白川郷へやって来たのですから、旅のお宿はやはり合掌造りの民宿へ。地元の方のオススメで伺ったのが「民宿一茶」さん。集落に他にも多くの民宿がありますが、今回こちらにお世話になったのには訳があります。それは・・・?



  写真
今晩の旅の宿はこちら、築200年の合掌造りです。

写真
囲炉裏端での夕食。実は、これが食べられるのは、白川郷でこの民宿ぐらいなんです。それは何故か?
 

まだまだ山々には雪が残る白川郷。長い冬を終え、ようやく春を迎えた白川郷の自然と、そこに暮らす人々の山暮らしの知恵。皆さんも、春の白川郷を満喫していただければと思います。


Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.