番組からのお知らせ
番組データ集
(準備中)
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

今回の旅人は、「遠くへ行きたい」初登場となる俳優の片桐仁さん。お笑いユニット、ラーメンズを組んで舞台で活動するほか、最近では「ゲゲゲの女房」の貧乏神役でもすっかりお馴染みとなりました。そんな片桐さん、実は多摩美術大学出身で、現在も時間を見つけては粘土作品を制作し、写真集「粘土道」を出版するなど、造型作家としての顔も持っています。“粘土の手触りが自分に合っている”というほど土好きの片桐さんが今回旅するのは、四方を山に囲まれた兵庫県の丹波地方。果たして良き「土」との出会いがあるでしょうか…?

 

写真
福知山線に乗って、丹波篠山へ向かいます!

 
         
 

信水窯

新大阪から福知山線に乗って山々を越え、やって来たのは篠山市。ここでまず片桐さんが向かうのは、篠山の伝統工芸である「丹波焼」の里。およそ800年の歴史を持つ丹波焼は、瀬戸・常滑・信楽・備前・越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、今田(こんだ)町の立杭(たちくい)集落には、今もおよそ60軒の窯元が軒を連ねています。その中の一軒、市野信水さんの「信水窯」を訪ねます。

 

写真
滅多に見られない丹波焼の火入れを見ることが出来ました!「のぼり窯」よりも原始的で制御が難しい「穴窯」を、市野さんはこだわって使っています。
写真
素朴な風合いが特徴の丹波焼。周辺の山々の土を使い、昔から主に生活民具を作って来たといいます。

 
         
 

丹波篠山の黒豆

さて、焼物同様、丹波篠山の土が生み出す名物といえば、黒豆です。正月の食卓には欠かせない黒豆は、昔から食にうるさい京都にも出荷され、 “丹波といえば黒豆”というくらい有名ですね。少し時期は早いのですが、畑へ行ってみると収穫作業が行われていました。しかし私たちが知っている黒豆とは、なんだか様子が違うようなのです・・・

 

写真
“え、これが黒豆!?” 知る人ぞ知るこの時期の黒豆には、大きな秘密がありました。

 
         
  篠山市の町歩き

篠山市は古くから京都と山陰、山陽間の交通の要衝でした。慶長14年(1609)には徳川家康の命による天下普請によって篠山城が築城され、丹波国篠山藩5万石(文政10年から6万石)の中心地として栄えました。中でも瓦葺中二階の妻入町屋が数多く建ち並ぶ河原町は、近世から近代にかけての商業的発展の様子を現在に伝えています。

 

写真
「小京都」と称される昔ながらの町並を散歩します。
写真
「賀茂人形」と書かれたちょっと気になるお店入ったのですが…???

 
         
 

謎の寺「達身寺」

福知山線に乗って篠山川沿いの渓谷を走り、さらに山奥へと入ります。ひっそりとした山間の集落の山裾に建っているのが、丹波地域でもっとも古い寺といわれる達身寺。一説によると8世紀頃の建立とか。実はこのお寺には、正確なことが分からない不思議な仏像がたくさんあり、「謎の達身寺」と呼ばれているのだとか。さっそく訪ねてみます。

  写真
静かな山村に佇む達身寺。
写真
謎が謎を呼ぶ仏像群に、片桐さんも圧倒されます。
 
         
 

丹波竜

丹波地方の「土から生まれる名物」を巡る旅。実はもう1つ、ここ数年の間に土から出てきた貴重なものがあるのです。それはなんと、恐竜の化石。しかも発見したのは、地元高校の英語の先生とその友人だったというのです。2006年、篠山川の川原で2人によって偶然発見された小さな化石は、その後専門家の鑑定により、中生代白亜紀に繁栄したティタノサウルス形類という恐竜だということが判明し、大きなニュースとなりました。今、地元では「丹波竜」という名で親しまれているといいます。その第一発見者である足立洌(きよし)さんご夫妻に、発掘現場を案内していただきます。

 

写真
篠山川の激流を下って断崖の発掘現場へ。まるで気分はインディ・ジョーンズ!

 
         
 

大雅窯で作品づくり

旅の締めくくりに、今回出会ったものを何か作品に残したい、と片桐さん。そこで冒頭に登場した信水窯・市野信水さんの弟・雅彦さんが構える「大雅窯(たいががま)」を訪ねることにしました。土作りは陶芸家にとって作品づくりの第一歩。雅彦さんは丹波周辺を歩き回り、山の中から工事現場まで、ありとあらゆる場所から土を集めてきてストックし、それらをブレンドして作品づくりに活かしているといいます。片桐さんは、雅彦さんに相談しながら、まず土作りに挑戦。さてさて、いったいどんな焼物作品が出来上がるのでしょうか!?

 

写真
かなり真剣な表情で作品づくりに没頭する片桐さん。はたして何が出来上がりますか…?

 
         
 

四方を山に囲まれ、豊かな土に恵まれた丹波の地。土が生み出すさまざまな名物と、土に魅せられた人々との出会いをお楽しみください。

  写真
 
         




Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.