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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

大阪万博が開催され日本中が沸いた当時、ジミー大西さんは6歳でした。万博会場で肌で感じた熱狂的な雰囲気。師匠岡本太郎先生の作品太陽の塔との出会い。全てが、現在の絵描き ジミー大西の創作活動を支える原点になっているといいます。万博開催から、40年が経った今、絵描き ジミー大西さんが思い出の地であり、原点でもある大阪府吹田市を旅します。旅を通じて、「キャンバスからハミ出せ」という師匠岡本太郎先生から貰ったメッセージを反芻しながら、1枚の絵を仕上げていきます。

 

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モノレールの駅を降りてすぐ、出迎えてくれたのは太陽の塔。

 
         
 

万博公園

圧倒的スケールで、現在でもその輝きを放ち続けている太陽の塔がある万博公園で、万博開催時エスコートガイドをしていた渡邊百合さんと待ち合わせます。エスコートガイドとは、500人のコンパニオンの指揮を取り、各国のVIPを相手に会場を案内を担当するもので、万博のスペシャリストです。当時6歳のジミーさんと、当時23歳の渡邊さん、もしかしたら会場内ですれ違っていたかも知れません。そんなことを想像しながら、語り合う2人を見ていると、初対面なのに40年来の同窓生の様です。渡邊さんは、岡本太郎先生とも接点があり、身近で感じた岡本先生の万博への思いも語ってくれました。

 

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太陽の塔の前で、渡邊さんと待ち合わせしました。

 
         
 

千里ニュータウン

日本のニュータウンの走りとして建設された、千里ニュータウンを訪ねます。卓袱台の変わりにテーブルが取り入れられ、トイレは洋式の水洗へ。その上、銭湯通いが当然の時代にあって、各室に風呂が据え付けられている集合文化住宅は、当時の人々の憧れでした。もちろんジミー大西さんも、そんな生活に心惹かれた一人でした。万博開催を通して、千里ニュータウンの発展はピークに達します。しかし、40年以上経った今、千里ニュータウンは住民の高齢化問題に直面しています。ジミーさんが訪ねたとき、住民たちによる町興しに取りかかっている姿がありました。千里の問題への対応、解決策は、そのまま全国のニュータウンへのモデルケースとなる、興味深いお話を自治会長の谷川さんに伺います。

 

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第二の町興しが行われている千里ニュータウン

 
         
  岡町・桜塚商店街

絵描きのジミー大西さんは、右手にスケッチブック、左手に炊飯器を持って豊中にある商店街を歩きます。ご飯に添えるおかずを求めて。200件以上の商店が連なる岡町商店街と桜塚商店街は、シャッターの閉まっている店は一つも無いほど、活気に溢れています。初めて訪れる店なのに、馴染みのような会話が交わされるのは正に大阪ならでは。秋の味覚、松茸に、大阪名物たこ焼き、イクラ…炊飯器で3合炊いてきたものの、ご飯の量が心配なほど食がすすみます。又、店の真ん中にけやきの木が立っている不思議なお店も見つけます。

 

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温かく迎えてくれたのは、蔵野さんご夫妻。
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店の真ん中に大きなけやきが立っています。

 
         
 

トンネルアート

太陽の塔は、アメリカの象徴自由の女神より18mも高い、65mです。その大きさは、40年経った今も圧倒的迫力で、見る者に迫ってきます。そんな太陽の塔がある町、吹田で、スケールの大きな作品を見つけました。高架下トンネル一杯に、子ども達が絵を描くトンネルアートです。その長さ、135m。スケッチブックでは物足りない子ども達が、自分よりも大きな絵を描いています。ジミーさんも、子ども達に混じって途中参加します。もちろんトンネルというキャンバスは初挑戦になります。

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トンネルアートの仲間たち。
 
         
 

大阪大学医学部付属病院小児医療センター

ジミー大西さんの作品「野原の窓」が展示されている阪大病院を訪ねます。「キャンバスからハミ出せ」という岡本太郎先生からのメッセージに対する一つの応えとして作った当作品は、3枚の絵が重なった3D仕立てです。医療センターの窓の向こうには、太陽の塔が見えます。自分の作品と、岡本先生の作品が見える小児医療センターのフロアでジミーさんは、不思議な縁を感じます。そして、自分の絵を普段見てくれている子ども達と絵を描きます。テーマは、「宇宙」です。子ども達の作品は、どれもジミーさんにインスピレーションを与えてくれます。やがて、ジミーさんが今回の旅を通して感じた事を描いた絵も完成を迎えます。

 

 

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小児医療センターの子ども達との楽しいひと時です。

 
         
         

太陽の塔を中心に、その周辺を旅していったジミーさん。万博から40年が経ち、人も町も当時とは変わっていました。変わっていなかったのは、太陽の塔だけです。でも、太陽の塔を通してみれば、あの頃の熱い思いは今でも蘇ってきました。原点は今でも変わっていないことが分かったジミー大西さんの旅、ご期待下さい。


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