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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

柳田国男の「遠野物語」が生まれて、今年でちょうど100年目を迎えました。遠野物語の中で語られる話は、岩手県の遠野で古くから語り継がれてきた、神様と人間の話しだったり、カッパやザシキワラシなどの妖怪の話だったりと不思議な話ばかり。今回は「遠野物語」刊行100年目の現代の遠野を、作家の角田光代さんが訪ねました。

 

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JR釜石線に乗って、遠野へと向かいます。

 
         
 

カッパ淵

まずは、遠野の観光名所で一番有名なカッパ淵へ。カッパ淵は常堅寺というお寺の裏に流れている川の事。案内してくださるカッパ淵の守っ人(まぶりっと/カッパ淵を守る人)と呼ばれる方と待ち合わせをします。カッパの由来から、カッパ淵の側にひっそりと佇む祠の意味など、昔から語り継がれてきた物語の中に、人々が込めてきた思いの数々に出会います。

 

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カッパ淵です。いかにもカッパが潜んでいそう…。
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守っ人の運萬さんが、不思議なお守りを見せてくれました。

 
         
 

ザシキワラシの出た学校

子供の姿をした神様「ザシキワラシ」がいる家は、富貴自在。何か良い事が舞い込んでくると言われ、逆にザシキワラシが去った家は衰退していくと言われています。今でも遠野では「ザシキワラシを見た」という噂がチラホラ聞こえてきます。閉校した学校でもそんな噂があるんだとか。ザシキワラシが遊ぶ姿を見かけたという地元の方に案内をしてもらいます。

 

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ザシキワラシが出た言われる学校で、角田さんは夜まで待ちました。

 
         
  ジンギスカンバケツ

遠野の町を歩いていて目に付くのは、「ジンギスカン」屋の看板。なぜ遠野にジンギスカンなのか?!北海道では良く食べられているイメージがありますが、実は遠野でも焼き肉といえばジンギスカン!なんだとか。町を歩いていた角田さん不思議な物を見つけます。穴の空いたジンギスカンバケツという道具。遠野では各家庭で普通に使われているというジンギスカンバケツ。お話を伺いに初代バケツを考案したというお肉屋さん(ジンギスカン屋さん)を訪ねます。

 

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スタッフ全員が、本気で持ち帰りたいと思ったジンギスカンバケツです。

 
         
 

子ども語り部

遠野ならではの取り組みが、小学校で行われていました。語り継がれる遠野の昔話を、今の子供たちにも伝えていきたい、忘れないでいて欲しいと始まった「子ども語り部」の授業。普段使われなくなった方言や、暮らしの風景を学びながら、子供たちが話す昔話に耳をかたむけます。子供達はどんな思いを繋ぎながら、昔話を語ってくれているのでしょうか?

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子供たちの授業に参加させてもらう角田さん。
 
         
 

供養絵額

「遠野物語」に登場する絵師・外川仕候という人物がいます。その外川仕候が描いた数々の絵が、実際に残されているというのです。その絵は「供養絵額」と呼ばれています。ちょっと意味ありげな名称ですよね。実際この絵の研究は始まったばかりで、詳しいことはよく分かっていないそうです。「供養絵額」とはどんな絵なのでしょう。その絵が飾られている場所を訪ねます。

 

 

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初めて見る供養絵額の美しさに驚きです。

 
         
 

遠野の昔話で語られるのは、日常の中にふと現れる目には見えないモノ、不思議な存在がこの世にはあるということだと思いました。人々は物語の中に、故郷や愛する人への愛情を深くひっそりと込めてきたのかもしれません。初めて訪れる岩手県遠野で作家 角田光代さんが出会った百年後の遠野物語。どうぞお楽しみに。

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