今回の旅人は、「遠くへ行きたい」2回目の登場となる原日出子さん。連日猛暑のつづく東京を抜け出して、森と小川の流れる高原を旅します。向かうのは長野県、南信州の開田高原。
御嶽山(標高3067メートル)の北東麓に広がる旧・開田村は、古くから“木曽馬”の産地として知られてきたところ。原さんはご主人が仕事を通じて乗馬に縁が深く、お子さんたちも乗馬クラブに通っていたため、馬には以前から興味があったといいます。御嶽山の雄大な姿と白樺林を背景に、木曽馬たちが草を食む光景には心癒されることでしょう。
今回はこの木曽馬の里・開田高原を振り出しに、木曽路の宿場町で行われる“天下の奇祭”に立ち寄り、赤沢渓谷の美林を走るトロッコ列車にも乗る、“涼”を求めての夏休みの旅です。
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