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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

今回の旅人は、「遠くへ行きたい」2回目の登場となる武田修宏さん。静岡県立清水東高校時代の目覚しい活躍で注目を浴び、プロサッカー選手への道を切り開いた武田さん。しかし実は、生まれ育ったのは清水ではなく浜松だったのだそうです。

今回の旅は、武田さんたっての希望で、中学まで過ごした浜松を訪ねることになりました。小学校からサッカーを始め、中学時代すでに“天才サッカー少年”と云われていた武田さん。浜松は、その後のサッカー人生への第一歩を記した大切な場所なんだそうです。と言っても、中学卒業と同時に離れてしまった浜松、実は知らない場所も結構あるのだとか。そこで今回は、武田さんの久々の里帰り。知らなかった“ふるさとの名物”を探す旅です。

 

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浜名湖の周辺で、今まで知らなかった名物を探します!

 
         
 

生まれ育った町へ

武田さんが生まれ育ったのは、浜松市中区。今は閑静な住宅街になっています。ここにある佐藤小学校が、武田さんが通い、友達とサッカーボールを追った場所。小学校は今どうなっているのか?かつて自分が住んでいた家は?近所のおじさんやおばさんは?友達と野球をした神社は…町を歩くと、様々な記憶が甦ります。

 

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「あ、ここだよ、ここ!」と武田さん。この空地は一体…?写真
小さい頃の武田さんをよく覚えている理髪店のおじさんに出会いました。

 
         
 

浜松注染

武田さんのファッションへのこだわりは有名ですが、最近は和装にも興味を持ち始めたのだとか。実は浜松には、注染(ちゅうせん)と呼ばれる伝統の染物があり、浴衣や手拭いはもちろん、幟や旗など、様々なものが染められています。これは地元出身の武田さんも知らなかったそうで、ぜひ見てみたいということになりました。

実は浜松は平成22年の浴衣の取扱量日本一という染物のメッカ。浜松注染は大正時代に盛んになったそうで、昭和30年代には100軒近くの工場があったそうですが、現在は数軒になっています。そのうちの一軒、昭和2年創業の二橋染工場を訪ねます。

 

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“ヤカン”と呼ばれるジョウロのような道具で、何重にも折りたたんだ反物に染料を注ぎ込む注染。しかし、これで一体どうやって模様が出来るのか?
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染め上がった反物は、その日のうちに干します。様々な模様の反物が風に揺られる様がまた夏らしくて美しい…

 
         
  浜名湖の定置網漁へ

さて浜松の名所といえば、もちろん浜名湖。汽水湖である浜名湖は湖水の塩分が濃く、海に近い環境で、なんと700種類以上もの魚介類が生息しているんだそうです。有名な ウナギ以外に、ノリ、カキ、スッポンなど養殖が盛んで、 スズキや キス、 カレイ、エビなどの漁業も行われています。浜名湖でそんなにたくさんの魚が獲れるなんて、あまりイメージにありませんよね。そこで、親子で浜名湖の漁師を営む山下さんに、定置網の水揚げに連れて行っていただくことになりました。

 

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浜名湖の漁場へ向かいます。朝焼けの浜名湖の向こうには、遠く富士山まで見渡せます。

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大きなボラがかかっていました!
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獲れた魚を、湖上に浮かぶ筏で山下さんに料理して頂きます。これ以上ない贅沢な朝ごはん!

 
         
 

新居手筒花火

浜名湖を挟んで浜松市の対岸にあるのが、湖西市新居町。新居は遠州灘の漁業で栄えた港町で、気風の良い昔ながらの漁師気質が残る町です。ここに江戸時代から300年伝わっている伝統行事が、「遠州新居手筒花火」。手筒花火といえば隣の愛知県豊橋市が有名ですが、豊橋の手筒花火は地面に置いて点火するタイプ。しかしここ新居では、なんと花火を腕で抱え、練り歩きながら点火するんだそうです。新居では、手筒花火が持てて初めて一人前の男。そんな昔気質の皆さんに、町の誇りである手筒花火を見せていただきます。

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手筒花火はすべて新居の男たちの手作り。武田さんも挑戦です。
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山から切り出した竹筒にコモを巻き、さらに縄を巻いて、火薬を詰めると完成。この簡素な作りがまた、男の手仕事!?
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諏訪神社の夏祭り(毎年7月)では、降り注ぐ火の粉をものともせず、笑顔で筒を抱きかかえて練り歩く姿が実に勇壮。古くから「東海道の奇祭」と言われてきたそうです。
 
         
 

新居サッカー少年団

新居にはサッカー少年団もあります。実は新居手筒花火保存会の会長さんが、サッカー少年団の後援会長もやっているのです。「ちょっと新居の子供たちとサッカーしていってよ!」と威勢よく頼まれて、グラウンドへ向かうことになりました。最近少年サッカーはクラブチームが流行りですが(何しろ浜松市の隣、磐田市には、武田さんも一時期プレーしたジュビロ磐田がありますから…)、新居ではみんな地元の少年団に入るそうです。

 

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静岡の少年サッカーはなかなかレベルが高いそう。新居から未来のJリーガーは生まれるか!?

 
         
 

ウミガメの赤ちゃん放流

浜松市の南端、遠州灘に面して広がっているのが、中田島砂丘。日本三大砂丘にも数えられ、武田さんが少年時代に自転車で何度も通ったという思い出の場所です。しかし現在、天竜川上流のダム建設の影響で、山からの砂が流れなくなったため、その姿は当時と大きく変わってしまったといいます。海岸線が200mも後退してしまったのだそうです。

実はこの現象で危機にさらされているのが、遠州灘に産卵に来るアカウミガメ。そこでこの貴重な海岸の環境を守ろうと、地元ボランティアの方々が活動しているそうです。毎年4月〜8月に行われるというアカウミガメの産卵。この時期になるとを毎晩中田島へ通って産卵を確認し、卵を保護して孵化させ、生まれた赤ちゃんを海へと返しているんだそうです。そもそもウミガメの赤ちゃんはどうやって生まれてくるのか?見たことありませんよね。これは貴重な体験です!

 

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生まれた!ものの5分と経たないうちに、一斉に孵化するウミガメの赤ちゃん。生命の神秘としか言いようがありません。これは是非放送で見て下さい!
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この日孵ったのは50匹。1匹ずつ手で放してやります。ウミガメが卵を産める大きさになって戻って来るのは20年後。およそ5千分の1の確立だそうです。

 
         
 

浜松出身の武田さんも知らなかった、“ふるさとの名物”に出会う旅。“俺、浜松に生まれて良かったー!”撮影終了後、そんな一言を呟いていた武田さんでした。

 

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