JR大船渡線の終点盛駅〜元・線路を走る高速バス!?〜 気仙沼駅から大船渡の盛駅へと向かうため、佐藤さんが乗り込んだのは高速バスです。もともと線路だった道は舗装され、今ではバスが走っています。 バスがJRの駅舎に停まる風景はなんとも不思議な光景です。 BRTというバス高速輸送システムです。
JRの駅舎に停まるバス
大船渡漁港〜三陸の海の幸〜 まずやって来たのは活気溢れる大船渡漁港。三陸の新鮮な海の幸が続々と水揚げされていました。この日はブリの若魚、ワラサが大漁!魚を仕分ける漁師たちにも笑顔が溢れていました。
大船渡漁港 ワラサがこんなにたくさん!溢れんばかりです
次に訪れるのは碁石海岸の名勝穴通磯です。遊覧船を操船するのはベテラン漁師の大磯さん。海の浸食でできた岩穴を、磯船で楽々くぐり抜ける操船術はお見事です!さらに、碁石海岸には大迫力の新名所がありました。これはちょっとすごいですよ。現地でじかに見ると音と共に迫力いっぱいです。
この見事な岩の形!すごいですね
ポルコ・ロッソ〜三陸イタリアン!?〜
大船渡でイタリア料理店を営むシェフに出会いました。シェフ・山崎さんが作るのは旬のサンマ料理。なんと陸前高田の名産の桃も一緒に使うのです!一体どんな料理になるのでしょう?思わず笑顔になる絶品イタリアンとは?
菊三鍛冶〜野鍛冶が作る極上の包丁とは〜
佐藤さんが大船渡に来たらぜひ会いたかったのが、野鍛冶の新沼さん。鉤やモリなどの漁具やコンクリートの削岩機までなんでも腕一本で作ってしまうのです。佐藤さん愛用の包丁も新沼さんの作。柄がゆるんだ包丁を快く直してくれました。
笑顔が素敵な新沼さん。新沼さんの手は何でも作れる手なんです 新沼さんの包丁
「大船渡の人の笑顔を見に来ませんか?」と誘ってくれたのが、ボランティアの森さんです。森さんが現在、行っているボランティアは地元の人の交流の場を作るお手伝いです。
佐藤さんが森さんのお宅で話し込んでいると、目の前にお膳が運ばれてきました。うどんにお餅、煮物など素朴なご馳走が・・・。“落着き”という、大船渡伝統の旅人をもてなす風習でした。
震災を乗り越えて笑顔で生活する人々に出会う旅。元気になること間違いなしです。 どうぞお楽しみに!