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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

ドラマやコメンテーターとして幅広く活躍する原さんは、北海道・帯広出身。しかし、北海道で暮らしたのは小学生まで。北海道の雄大な自然を味わったことがないという。今回の旅で「未知なる道東を訪ね、ダイナミックな自然や野生生物の営みに触れてみたい!」という原さん。雄大な釧路湿原から世界自然遺産・知床を旅し、ふるさと・北海道の新たな魅力を体感する旅へ。

編集者注
地元の人もびっくりする好天気の3日間。これだけの天候に恵まれて、沢山の貴重な動物たちにも出会えて・・・原さんだけでなく、初めて冬の道東にロケした、スタッフの佐藤君も大興奮・・・ということでスタッフの現場での興奮ぶりも伝わるような、感じたままの見どころ報告になりました。演出を担当した植田ディレクターはテレビマンユニオンでも一、二を争う「厳寒の北海道お任せあれ」の男、そのネタ帳の奥深さもご堪能ください。それにしても寒さは半端ではなかったようです。ロケ中に北の陸別町ではマイナス30度を超える記録が出ていました。


 

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どんな動物に出会えるだろう・・

 
         
 

日本最大の湿原に舞うタンチョウ(鶴居村 鶴見台)

まず、原さんが会いたいというのは釧路湿原の空を舞うタンチョウ(国 特別天然記念物)。その美しく優雅な姿からアイヌの言葉では「湿原の神様・サルルンカムイ」と呼ばれてきた。実は、このタンチョウ、明治時代、狩猟や開拓で数が減り、一時は絶滅したといわれていた。それが大正時代にその姿が再び確認され、現在は人の手で手厚く保護され1400羽までに回復した。そのタンチョウをよみがえらせた保護活動のひとつが、タンチョウに給仕を続けてきた渡部トメさん(93歳)。厳冬期、湿原は雪と氷の世界に閉ざされる。そんな時タンチョウが一番困るのは食べ物。魚や木の実など雑食のタンチョウだが昔は食料不足で餓死してしまうものもいたという。「豊かな湿原を開拓し餌場が少なくなってしまったのは人間の責任」と自分の牧場をタンチョウに開放し、冬の間、毎朝、トウモロコシなどの餌を46年間やり続けているのが渡部トメさん。本来は、警戒心の強いタンチョウもトメさんが餌をやると100羽ほどが舞い降りてくる。今、93歳で一人暮らしのトメさん、毎朝タンチョウとの会話が楽しいと言います。


 

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ツルが飛んで来た!
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川で眠るタンチョウ。幻想的な美しさに目を奪われました・・冷え込む朝晩は、川の中の方が暖かいんだそうです。音楽シーンでたっぷりとお見せします。

 
         
 

【世界自然遺産知床半島 羅臼へ】

釧路湿原から、北海道の東端・知床半島へ。中央部は千島山脈が貫き、海岸線は荒く海に削られ、森と海、2つの環境が隣り合わせにあるこの地域には、シマフクロウ、オオワシ、オジロワシなどの猛禽類、クジラ、シャチ、トドなどの海洋生物が生息。そしてこれらの生き物たちを育む貴重な自然が残されていることから2005年に世界自然遺産に登録された。

 


 
         
 

魚の城下町・羅臼

知床半島の南側、羅臼は「魚の城下町」と言われるほど森のミネラルがたっぷり流れ込む世界遺産の海で、豊かな漁場でもある。一年を通じて様々な魚が水揚げされる。冬はタラやホッケ、宗八カレイ、キンキなどの漁が盛ん。寒さと引き換えに美味満載。

 


 
         
  網元の宿の絶品料理!

ここ羅臼町では、世界遺産の特別な海の水を市民が使えるように沖合からポンプで汲み上げている。それは・・太陽の光が届かない水深200mほどで取水される海洋深層水、表層と混ざらないピュアな海水でミネラルがたっぷり。地元の食卓にはこの「海洋深層水」が欠かせないと言います。一体どのように使われているのだろう?夫婦二人で民宿を営む本間さんを訪ねる。食材は1キロ4000円もするという高級魚、キンキ。これが深層水の手にかかると・・・どんなことになるのか!?番組でお確かめください。見逃した方には放送後のアラカルトで詳しくお知らせします。他にも羅臼昆布の炊き込みご飯に使ったり、スープに使ったり、深層水は羅臼の食卓を豊かにしているのです。

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知床の「海洋深層水」が仕事をしたキンキの料理です。「遠くへ行きたい」スタッフも衝撃を受けたおいしさです。
 
         
  知床“海獣”ツアー

「世界遺産の海へ出てみたい!」原さん、漁船に乗って沖合へ。「漁船」といっても漁を体験するわけではない、お目当ては知床の冬の使者、トド! 12月になると千島列島からエサの魚を求めて知床にやって来る。その旺盛な食欲でタラやホッケなど漁業資源を食い荒らし漁網を破ることもあるので漁師の“厄介者”だった。しかし漁師の野田さんたちは、このトドを観光資源にしようと一昨年から「海獣ツアー」を始めたところ、大盛況!トドの生態を知り尽くした漁師さんのガイドでトドの群れの迫力を体験する。

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いざ世界遺産の知床の海へ。原さんの視線の先には・・・?
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ん?あれは何??そうです。あれがトドの群れなんです!
 
         
  冬の空の使者オオワシと出会う

冬の海の使者がトドならば空の使者はオオワシ。翼を広げると2mを越えるという、このワシは世界に5000羽程しかいない貴重な鳥(絶滅危惧種)。冬になるとシベリアから渡ってくる。原さんを案内してくれるのは、動物写真家の石井英二さん。石井さんは、悠々と大空を舞い、鋭い爪で獲物を捕らえる、迫力ある姿に魅了され40年前、横浜から移住してきた。森の養分が海を豊かにし、その海で育った魚が陸の動物たちの食糧となる。そんな生き物の命のつながりをワシたちの姿から感じる。

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地元の動物写真家・石井英二さんと。
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オオワシ(絶滅危惧種)、発見!
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翼を広げれば「畳が飛んでる」と表現されるほどの大きさです。
 
  知床の夜森に棲む神様・シマフクロウが舞い降りる

夕暮れどき、どこからともなく「ボボッー ボボッー」と野太い声が聞こえてくる。その声の主は深い森に棲むシマフクロウ。翼を広げると2m近くにもなる この鳥はアイヌの人たちにコタンクルカムイ(村の守り神)として崇められてきた。日本では北海道に140羽ほどしかいない絶滅が心配される鳥でもある。

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野生のシマフクロウ(絶滅危惧種)。
 
         
  野生動物のお医者さん

人の暮らしと隣り合わせに多くの貴重な野生動物が棲んでいるここ道東。そのためトラブルも多い。バードストライク、交通事故、電柱で感電、鉛中毒など様々な理由で傷ついてしまう。そんな命を救いたいと野生動物専門(猛禽類が中心)の獣医の齊藤慶輔さん。齊藤さんの病院には北海道中から傷ついた野生動物が運びこまれる。今、入院しているのはオオワシ、オジロワシ、シマフクロウなど貴重な野鳥たち。「野生生物は生命力が強い。私はその生きる力を引き出すだけ」と謙虚に語る齊藤さん。手術や処置をした後は野生復帰できるようになるまで、長い時間をかけてリハビリする。1年のリハビリを終え、ようやく力強く飛べることができるようになったワシたちを自然に還す日に立ち会うことが出来ました。放す場所は冬でも魚などのエサが豊富な根室の風蓮湖。追跡できるように小型の発信機をつけて、いよいよ放鳥。傷ついたワシが再び大空を舞う瞬間の原さんの感動を皆様もご一緒に・・・

編集者注
旅人の原千昌さんの目線で貴重な自然を見て、それを見守る地元の人々の言葉から、沢山のことが伝わってきたような気がします。見所の報告を書いたスタッフの興奮も伝わりましたでしょうか。天気にも恵まれて、北海道の冬の青空のもと貴重な野生動物が目白押しの道東の「遠くへ行きたい」、どうぞお楽しみに!


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翼を広げたオオワシの大きさ!一年間のリハビリを経て、やっと元気になりました。
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飛べ!大空へ!
 
         
         

 



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