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(c)安野 光雅
 

みどころ

編集者から

今回の旅先は京都府南丹市美山町。この土地は以前から「かやぶきの里」として知られていて、「遠くへ行きたい」でも何度か訪れたことがあります。当事者である私たちが言うのもなんですが…美山町に何故こんなにも、きちんと沢山の「茅葺屋根の住居」が残されているのか?今回はそんな疑問が解けたような気がする旅として、ご覧頂きたいと思います。見事に保存されている茅葺屋根の風景を「見て」そこに暮らす人々の人生への想いを「聞いて」そして「行ってみたくなる」旅の始まりです。

番組で紹介したアクセス:京都駅→JR嵯峨野線(山陰本線)日吉駅→美山かやぶきの里方面行バスで北集落下車(京都駅から2時間ほど)

では、スタッフ細村の報告と共にご覧下さい。

 
         
 

今回、旅人 濱田マリさんが訪れるのは京都府南丹市美山町にある“かやぶきの里”。京都市街からたった30kmしか離れていませんが、今でも茅葺きの家が650軒も残っているのです。<日本の原風景>というのがぴったり、そこでは、山の恵、畑の恵みが何よりのご馳走というのです!野菜が大好きという濱田さん。楽しみにして出かけます。

 

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かやぶきの里 懐かしい日本にタイムスリップしたみたい!

 
         
 

まるで日本昔話の世界!かやぶきの里を散策

濱田さんが訪れたのは、茅葺きの家が38軒も集まる北集落。どこか懐かしい日本の原風景が残る里は、国の伝統建造物群保存地域にも指定されているんです。まずは、集落を散策!茅葺きを近くで見るのは初めてという濱田さん、新鮮な驚きの連続でした。そんな散策途中で出会ったのが筍を採って来たという農家の方。その大きさが半端じゃなかったです。

編者注
美味しいタケノコが取れる時期は本当に短いんだそうです。ちなみに「筍」という文字・竹冠に旬・と書きますね…


 

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美山で採れた大きなタケノコ!目がまんまるになっちゃいます

 
         
  1日限定20食のうどんの秘密・・・

美山に行ったら是非に、と教えてもらった、うどん屋さん「螢庵」に向かいます。店主の田村さん(81歳)はわずか10歳で西陣織の丁稚奉公をはじめ、苦労の絶えない人生であったといいます。今は、お世話になった人への感謝の気持ちをこめてうどんを打っているそうです。予約メニューは1品のみ、1日限定20食の野菜うどん・・・いったいどんなお味なの!?

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美山の名水と最高級の小麦粉を使ったうどんです
 
         
  今の時期しか味わえない幻の花山椒

美山では昔から山椒が自生していました。今では各家庭で山椒を育てています。山椒農家の栢下(かやした)さんのお宅では、“花山椒”が収穫の時期を迎えていました。普通の山椒は葉と花が一緒に出るのですが、“花山椒”は花だけが先に出るんだそうで、その開花前のつぼみの部分を収穫します。ですから収穫時期は1年の内なんとたった3日間という“幻の山椒”なのです。濱田さんも収穫のお手伝い。この花山椒をたっぷり使った料理があるというのですが・・・・

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貴重な食材・花山椒を収穫!です
 
         
  山菜採りの達人と食材探し

花山椒料理をいただくための食材を集めに山の中へ。山菜採りの達人 林さん(66歳)と山菜を探します。教えてもらいながらあちこち歩いて、あっというまに新鮮なワラビやコゴミが沢山採れました。とても元気に見える林さんですが、実は31歳で咽頭癌を患い余命3ヶ月と宣告されましたが、治療の効果と山の恵みの生命力をいただいて元気を取り戻したそうです。そんな林さんが、美味しい山菜と花山椒を使った料理をしてくれるというのですが・・・

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病気に負けることなく、とっても活動的な林さん!笑ってばっかりの山菜採りでした
 
         
  山の命をいただく花山椒鍋

林さんがご馳走してくれたのは山の恵いっぱいの花山椒鍋です。味が濃〜い美山地鶏と採ってきた山菜を入れて煮立ったら、花山椒を鍋の表面が隠れるぐらい贅沢に入れちゃうんです! さて、その味は!?

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料理名人・林さんの花山椒鍋で元気をチャージ。林さんは6月下旬にはここで民宿を始める予定だそうです
 
         
  かやぶきの里を守る茅葺き職人

旅の終わりにお目に掛ったのは茅葺き職人の西尾さん。茅葺屋根の葺き替えをしている最中・・・茅葺き屋根がどのように維持されているのか、その技を見せていただきました。西尾さんはまだ43歳の若さ、3人のお弟子さんを育てながら茅葺の技を残そうとしています。茅葺の職人として仕事を続けるきっかけになったのは、3年ほど前にホームステイしたイギリスでの茅葺職人さんからの「人類最古の技術なんだから自信を持って続けなさい」という励ましの一言。帰国後、改めて茅葺職人としての技を磨き、茅葺住居の魅力を多くの人に知って欲しいと仕事を続けています。そんな想いで作った現代的な一棟貸しの茅葺きの宿もやっていました。茅葺き屋根の下で、囲炉裏を囲んで家族水入らず・・・いいですねぇ。

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更にこちらは、超近代的な作りの、茅葺のイメージを変える家

 
         
         

茅葺屋根の風景を「見て」、うどんを心込めて打つ田村さん、病気をはねのけた料理名人の林さん、茅葺の伝統を残そうと技を磨く西尾さんたちの人生談を「聞いた」<かやぶきの里>美山町への旅、如何だったでしょうか?機会を見つけて日本の原風景を探しにお出かけになりませんか。

次回2207回は杉田かおるさんが徳島県は鳴門〜秘境・祖谷(いや)まで旅します。渦潮、桜鯛、癒しのパワースポットめぐり、天空の里などなど、海と山の自然を満喫します。どうぞお楽しみに…



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