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(c)安野 光雅
 

みどころ

編集者から
旅の動機になるものには人物だったり、物だったり、本だったり…色々ありますよね。旅人・竹下景子さん、前回の神戸では「一枚の絵」そして今回は<一冊の写真集・写真家米 美知子さんの『青い森話(しんわ)』>がきっかけでした。好天に恵まれて新緑の奥入瀬渓流を歩き、その周辺を巡りその時その場所でしか出会えない、という旅を楽しみました。一緒に旅したスタッフ・木村の報告と共に放送をお楽しみください。

今回の「遠くへ行きたい」は女優の竹下景子さんが青森県・七戸〜十和田湖を旅します。竹下さんは富良野自然塾のインストラクターを務めたり、美しい自然に触れるのが大好き。十和田湖周辺の自然に興味を抱いたのは、一冊の写真集、米美知子さんという女流カメラマンが撮りおろした『青い森話』、そこに写った神秘溢れる風景を実際に自分の目で見てみたい。写真集を片手に東北新幹線で乗り、期待が膨らみます。

 
         
 

実は隠れ鉄道ファンだという竹下さん。十和田湖に行く前に、七戸でちょっと寄り道。青森県にはかつて、七戸と野辺地を結ぶ南部縦貫鉄道「レールバス」が運行されていました。鉄道車両なのですがディーゼルエンジンで動き、アクセルとギアで操作するバスということで、鉄道ファンのみならず観光客にも人気の路線でした。2002年に惜しまれながら廃線となったこのレールバスですが、実は今でも旧七戸駅に車両が動態保存されていました!それを実現させているのが、レールバス愛好会。メンバーの一人、木村忠(ただ)實(み)さん、実はレールバスの元運転手なんです。そして今回特別にレールバスを動かしてもらいました!当時の運転手と当時のままの車両。まるで現役で走っていた時代にタイムスリップしたみたい。竹下さんもレールバスに乗って、出発進行!!(毎年、GWに一般に体験乗車会が開催されるそうです)

 

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南部縦貫鉄道「レールバス」

 
         
 

念願のレールバス体験をさせて頂いた後に、もうひとつ寄り道をしたのが「蔦温泉」起源は平安時代と言われ、大正7年に建てられた本館の風情が湯治場の雰囲気満点です。お風呂とご近所にあるお勧めの「ご当地グルメ」も頂きました。そして、蔦温泉の周辺にある「蔦の森」を歩きます。「蔦の森」は世界遺産・白神山地と並ぶブナの森で、ブナの新芽の緑が目に眩しいほどでした。今回の旅の目的である米美知子さんの写真集の撮影スポットの一つもどうやらこの辺りにありそうです。さっそく奥入瀬自然ガイドの河井さんに案内してもらいました。この時期にしか見られないという、新芽の緑が作る光景に出会いました。

 


蔦の森

 
         
  続いて河井さんに連れて行って頂いたのは、十和田湖を源とする奥入瀬渓流。約14キロも続くこの奥入瀬渓流は千変万化の美しさ、絶景スポットの宝庫。渓流に沿って作られた遊歩道で竹下さんも絶景を探します。そして今、奥入瀬で注目を浴びているのが、苔なんです!奥入瀬渓流には300種類以上の苔が生息していると言われ、この観察に欠かせないのがルーペです。苔を傷つけないように近寄ってルーペを覗くと奥深い苔の世界が広がります。最近では、そんな小さくてかわいい苔に魅せられた若い女性たちが増えていて、「苔ガール」という言葉が生まれているそうです。竹下さんもルーペを片手に、小さな自然の生命を探して歩きます。
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奥入瀬渓流
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ルーペで苔の観察
 
         
 

すっかり苔ガールになった(?)竹下さん、奥入瀬森を大きな窓から独り占めできるホテルのラウンジでひと休み。そこで、目にしたのが「モスボール・苔玉」。「これは是非とも作るところを見たい」ということで、次は苔玉(苔を丸めて観賞用にしたもの)の工房を訪ねます。お会いしたのは「奥入瀬モスボール工房」の工房長の起田高志さん。でも・・・体が大きくてガッチリした体格の起田さんが小さな苔を丸めているのはなんだか微笑ましい!それもそのはず実はこちらの起田さん、前職はアメフト選手とプロレスラーという経歴の持ち主だったのです!なぜ起田さんは格闘技を辞め、かわいい苔玉を丸めているのでしょうか。竹下さんも一緒に苔玉作りに挑戦します!

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苔玉作り
 
         
 

いよいよ、十和田湖へ。十和田湖のパワースポットがある「十和田神社」に向かいます。こちらには龍神様に願をかける「霊場」があり、湖の占い場で願をかけます。現在、そこへの道は危険なため、湖からしか行けません。そこで、登場するのが今、十和田湖で大人気という、日本初の軍用ゴムボートを使ったアドベンチャーツアー!竹下さんも迷彩のポンチョと救命胴衣を着けてツアーに出発!火山活動で形成されたカルデラ湖で、陸からは見ることのできない絶景を見ることが出来ます。そして、占い場へ…十和田神社で手に入れた占い紙「おより」で願をかけます。和紙を撚って細長くしたものを湖に投じ、まっすぐに沈めば願いが叶い、沈まなければ願いが叶わないといわれていますが、竹下さんはどんな結果になったのでしょうか?

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ボートの上から願掛け占い
 
         
編集者から
一冊の写真集米美知子さんの「青い森話」を手にしたのがきっかけで、十和田湖周辺を訪ねた今回の旅。天候にも恵まれて奥入瀬の新緑あり、自然の営みあり、ご当地の美味あり…懐の深い青森を満喫した竹下景子さんのそんなこんなの旅、皆さんも何か一つヒントをもって出かけて、世界を広げてみませんか…
そして、次回は第2210回・渡辺正行さんが石川県・奥能登の旅へ。秘密のごちそうを探して足の向くまま…どうぞお楽しみに!


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