番組からのお知らせ
番組データ集
(準備中)
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

編集者から
10月から45年目に入り、関東地方の放送時間が6時半からに移動したことに合わせて少し御召替えをした「遠くへ行きたい」、宮城テレビとテレビ信州でも放送が始まりました(放送回に時差がありますので、番組欄で確認してください。この他の地方でも放送回や曜日、時間が異なる所が各地にありますので、同じ様にお確かめ下さい)
さて、今週の旅人は竹下景子さん。この旅の後10月は大阪・新歌舞伎座で舞台公演です。そんな多忙の中<私にとって「遠くへ行きたい」の旅は「一つ、見てみたいことなどの希望を伝えただけなのにその目的地に出かけると、知らなかったことや珍しいことなどが沢山見聞出来て、何故か楽しくなります>と言って旅先から戻ってきます。旅を楽しくしようと下調べを重ねるディレクターやスタッフの旅へのこだわりの成果だと思います。
ということで、竹下さんにとっては津や亀山は地元、いつでも行ける土地、大体の事は知っているつもりでしたが・・・思わぬ発見がありました。前置きが長くなりましたが、そんな旅を一緒にしたスタッフ佐藤の報告でお送りします。(以下、佐藤 記 補筆・編者)

 
         
 

今回の旅人は、竹下景子さん。名古屋出身の竹下さんにとって、三重はすぐそこにあるが故に却って訪れる機会が少なかった場所。今回はそんな「近くて遠いお隣さん」の意外な素顔に触れる旅です。
実は、美容、食、ファッション…と三重は通好みの大人を満足させる一級品の宝庫なんです。凄いものをひっそりと作り続ける謎の土地・三重を目指し、郷里の名古屋からJR関西本線に乗り込みます。竹下さんがまず降り立ったのは日本一短い駅名で知られる津。伊勢音頭に「伊勢は津でもつ」と歌われた津藩藤堂氏の城下町で、県庁所在地です。津城跡がありました、これも知らなかったこと、そしてのどかな出会い・・・

 

01

01
津城跡

 
         
 

日本一の松阪牛のお肉屋

「肉が大好き」という竹下さん、この地に来たらやっぱり松阪牛が食べたい!松阪牛は松阪市を中心とする旧22市町村で肥育される牛のことで、津も中心的な産地のひとつ。この街で松阪牛を商って半世紀以上、津の人間なら知らぬ者のない老舗精肉店「朝日屋」を訪ねます。鮮度に徹底してこだわっており、朝は丸ごと牛一頭の解体から始まります。天井から吊るされたまるごとの牛を、あっという間にブロック肉にしていく職人の包丁技は鮮やかそのもの!毎朝捌いた牛が一日できれいに売り切れてしまうのです。松阪牛の販売量日本一(年間約1300頭!)の松阪牛のプロに、ほんとうにおいしい松阪牛の見わけかたを伺います。そしてもちろん…試食!

 

01
大賑わいの肉屋さん!
01
“特産”と呼ばれる希少な松阪牛をいただきます!

 
         
 

洞窟グルメ

津の中心部からわずか10分。長閑な田園風景に佇む磨洞(まどう)温泉「涼風荘」に宿を取ります。こちらの宿には不思議な部屋が・・・
合成洗剤が無い時代に食器を磨くために使われていた「磨き砂」。津のこのあたりは「磨き砂」の取れる凝灰岩の名産地でした。この宿は「磨き砂」の原料になる岩の採掘跡を、なんと宴会場として利用していて、年間通じてひんやりした空気の中で山海の美味を楽しめます。不思議な洞窟での食事です。

  01
一見すると普通の宿ですが…
01
裏山には洞窟が。。
 
         
 

今を生きる伊勢型紙

江戸小紋などの着物の柄を染めるのに使われる伊勢型紙。その精緻な世界に憧れていたという竹下さん、中心的な産地である鈴鹿市白子(しろこ)へ向かいます。
1000年もの歴史を持つと言われる伊勢型紙は、美濃和紙を柿渋で貼り合わせたものに職人が手彫りで文様を刻んで作ります。その細かさ、正確さは見るものを圧倒し、まるでそれ自体が美術品のよう。しかし、着物を着る人が減り、職人の高齢化も進む一方で、伊勢型紙は風前の灯なのです。
今年創業90年を迎える型紙問屋「オコシ型紙商店」で、数少ない職人の驚くべき技を見学。そして、社長の起(おこし)正明さんが持つ1万点に及ぶ膨大な伊勢型紙のデザインの歴史…。先行きを憂える起さんはこの型紙を何か新しいことに使えないかと、立体的に額装して壁に飾ったり、照明器具のシェードとして使ってみたり…。そんな起さんの最新作は?

  01
【伊勢型紙】伝統1000年の神業
01
伊勢型紙deインテリア!
01
“アラベスク”という文様
 
         
 

伊勢型紙スマホケース

旅は、鈴鹿サーキットに近いバイク屋「ギルドデザイン」へ。このあたりには、バイクの部品を作る小さな工場がたくさんあります。しかし、日本のバイク販売台数はこの10年で大幅に減りました。工場の先行きも不安がありました。そこで、2010年活路を見出したのがスマホケースの製作。バイク部品製造で培った技術を活かし、ジュラルミンの無垢材から削り出したケースはしっかりとスマホを保護し、同時にそれまでにない独特のデザインが生まれました。機能を最優先に考えた結果生まれた職人のデザイン。伝統的な職人技の結晶である伊勢型紙と、バイクのパーツ職人が作る“落としても壊れないスマホケース”。三重の職人が時空を超えてタッグを組んだ一級品です!その丈夫さ加減の凄さを番組でご覧下さい。

 

01
レーザーでジュラルミンに彫刻するんです
01
私のお気に入り見つけた!

 
         
         

編集者から:

竹下さんにとって思いがけない発見の連続だった津から亀山への旅は、故郷名古屋から通勤圏の町で、そんなこんなの「近くて遠い町」を実感した旅でした。皆さんも、フット空いた時間が出来たら、身近な町を改めて歩いてみては如何でしょうか・・・

 次回は2227回、室井滋さんが愛媛県松山市から今治市を旅します。題して《瀬戸内 ごくらく買い物ツアー》何が“ごくらく”なのか・・・室井さん、とても楽しみにしていることがあるのです。どうぞご期待下さい!






Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.