前回は瀬戸内の島・小豆島へ野球教室で出会った少年たちを訪ねた後、島めぐりを楽しんだ宮本和知さん。今回は新潟へ…高校女子硬式野球の全国大会を目指す女子高校生たちを訪ね、新潟の沖に浮かぶ「佐渡島」へも足を延ばし、初めて出かけた島で若者たちとの出会いを楽しみました。 宮本さんの明るさに、旅で出会った人々だけでなく、スタッフもまた宮本さんとの旅を楽しんだようでした。そんなスタッフの一人・細村の報告です。
新潟を旅するのは、読売ジャイアンツの左投手として活躍し、今も野球教室や芸能活動を行う宮本和知さん。自身が教える少年少女野球チーム卒業生に会いに、新潟へ向かいます。そして、初めての佐渡へも!下関の彦島という小さな島出身で島育ちの宮本さん。「どんな人たちとキャッチボールが出来るかなぁ…」 初めての佐渡の文化、風習に興味津々です。
キャッチャーミットを届けに・・・想い受け止めてくれるかな?
「野球少女と再会!女子硬式野球部の好プレー」 宮本さんが今回、会いたい野球少女はこの春、新潟市の開志学園高校・女子硬式野球部に入部したというのですが・・・サプライズで練習場に訪問!どんな顔するかな!?全国大会を目指す、野球部女子たちの好プレーも必見です。女子の高校硬式野球部は全国に18もあるんだそうですよ。
さわやかな女子硬式野球部
「野球少女とご当地グルメ食べ歩き」 部活のあとは、野球少女たちと近くのショッピングセンターで食べ歩き。新潟に昔からあるおやつ“ぽっぽ焼き”に、新潟のご当地グルメ“イタリアン”!?っていったいどんなもの?
ぽっぽ焼き!なんと1個35円 これがイタリアン?中身は…!
「はじめての佐渡へ!初心者必見の集落」 翌日は、新潟港から佐渡汽船のジェットフォイルに乗って佐渡へ向かいます。 佐渡は、はじめてという宮本さん。まずは、かかせない観光名所・宿根木を目指します。かつて北前船の寄港地であったという小さな集落です。船大工が建てたという船の形の“三角家”や、船主の豪勢な住居など、見所満載です。
「たらい舟でサザエ大漁」 宿根木の近くを歩いていると、たらい舟で漁をしている人たちを発見。 サザエを獲っているそうです。佐渡の荒波でもまれたサザエは、とっても美味しいんだって。さっそく宮本さんも、たらい舟の漁に挑戦!連れて行ってくれた漁師の風間さんご夫婦の優しさに心がなごみます。獲ったサザエは浜焼きで・・・
「絶景!天然酵母のパン屋さん」 宿根木で懐かしい海の風景を堪能した後は、若者が新しい世界を広げる佐渡で大人気のパン屋さん“しまふうみ”へ。3年前に、天然酵母のパン屋を作りたい!と若者たちが集まってはじめたそうです。佐渡の食材にこだわって焼き上げたパンは売り切れ必須なのだとか。しかも、海を見下ろす高台にあるお店自慢の席からは真野湾越しに、春だというのにまだ雪の残る大佐渡山地が見渡せます。
焼きたてのパン!うまそう〜
「少年少女の祭 春を呼ぶ鬼太鼓(おんでこ)!」 太鼓の音に誘われて神社へ。境内の能舞台に子供達が集まって、舞の練習をしていました。佐渡に春を呼ぶと云われる“鬼太鼓”の練習なのだそうです。宮本さんが訪れた佐和田地区長木の鬼太鼓は、能を取り入れた勇壮な舞。鬼が太鼓を叩きながら舞うことで邪気を払い、無病息災を祈ります。前日の練習から、本番当日まで密着取材!若者達が鬼太鼓にかける熱い想いとは!?
魂の鬼太鼓 佐渡に春を呼びます
編集者から:
新潟で元気に頑張る高校の女子硬式野球の全国大会を目指す少女たち、古くからの伝統の「鬼太鼓」を小学生の時から習い、守り続けている佐渡島の子供たち、新しいパンの世界を拡げる若者たち…スポーツマン宮本和知、 の旅ならではの交流が出来たと思います。その旅先には、皆さんにとっても為になる、楽しいきっかけが待っています。春から夏の佐渡島も見どころがいっぱいです。
次回2255回はタレントのSHELLYさんが福岡県博多の町から能古島へ、あのカリスマ美容師ご夫婦、博多名物屋台の親子、自然がいっぱいの能古島の花の公園を守るご夫婦…色々な出会いを楽しみました。ご期待ください。