アクティブな性格で仕事や趣味で、日本国内は勿論海外も沢山訪れていて、旅行が大好きという鈴木ちなみさん。かねてから行きたいと願っていたのが、石川県の奥能登です。奥能登の秋には、「旅は生活の一部」と言う鈴木さんの心をくすぐるものがいっぱいありそうです!
「金沢は行ったことあるけれど奥能登は初めて!」 と期待に胸膨らみます
1000年の歴史! 輪島の朝市 旅の始まりは、輪島の朝市から 神社の祭礼日に物を持ち寄ったのが始まりと言われるこちらの朝市は何と1000年以上の歴史があるとか! 地元のおかあさん達の元気いっぱいな声を聞きながら、歩いていると鈴木さんが初めて見る不思議なものを売っていました! これは輪島では昔から食べられている「いかとんび」というもの。イカのある部分なんですが、皆さんわかりますか?
中からちょっと見えるくちばしみたいなもの…
外国人も大注目!輪島塗の洋食器! 朝市の通りを歩いて、輪島塗のお店を発見。 店内には外国人観光客もいて、ちょっと雰囲気も楽しそう… こちらのお店は、伝統ある輪島塗の技法を使った現代の生活に合わせたコーヒーカップやスープボウルや皿などの漆器を販売しています。 イタリアンなどのレストランでも利用していて、スプーンやフォークなど金属の道具でも気にならないんだそうです。「もっと身近に生活の一部として輪島漆器を感じてもらえたら」と新しい試みをしている店主のお話を聞いて、鈴木さんもひたすら感心です!
今が旬! 漁師の町の絶品・ノドグロ! 朝市の次は輪島港へ。 輪島には石川県で水揚げ量が2番という漁港があって、能登沖の美味しい魚が並びます。港で出会った漁師東野さんにお話を聞くと、今はノドグロが旬だそうです! お話をしている内にすっかり意気投合した鈴木さん、東野さんのお宅で ノドグロ料理を頂くことになりました。 「こうやって食べるのが一番だよ〜」という食べ方は、まさに豪快! 「今までの常識が覆りました」と鈴木さん、旬の漁師飯に大満足です。 皆さんもこうして食べると美味しいですよ!
美味しく食べる秘密!何をしているのかな?
世界に誇る日本の風景 白米千枚田 鈴木ちなみさんが是非見てみたいと言っていたのが、輪島が世界に誇る白米の千枚田。日本の昔ながらの風景を残す「能登の里山里海」の代表的なものとして、2011年世界農業遺産に認定されました。 千枚田の管理をしている方に話を聞いてみると、実はこの独特の形にはある理由があるんだそうです。 そこには、自然と共生していく先人からの知恵がありました。 是非とも、放送でご確認ください!
見事なだんだん模様。 どうしてこんな形なんでしょうか!?
山のダイヤ探し 幻のキノコ 能登の豊かな秋の恵みとして、外せないもの…実は、能登には一年のうちで2週間程しか生えない幻のキノコがあるんです!その幻のキノコのありかを知る、地元で有名なキノコハンター多田さんと山に入ります。 多田さんの秘密の場所「あど」(キノコの生えている所)まで連れていってもらうと… ありました! 地元では、マツタケよりも美味しいと言われる幻のキノコでトリフュみたいな匂いがする!」と鈴木さん大興奮です! 採ったキノコを早速調理して頂きました!お味の程は如何に!?
大変貴重なことから 「山のダイヤモンド」と呼ばれます!
地底探検の世界へ! そして、珠洲市。こちらには江戸時代から続く特産品があるのですが、その原料を掘り出すのが何と山の中! 400メートルも続く洞窟に入って行きます。鈴木さん、「まるでインディ●ジョーンズみたい」と思わず呟きます。 切り出されたていたのは土のブロック!一体これで何を作るんでしょうか…?放送をご覧下さい!
映画の世界に入ったみたいです…!
千枚田イルミネーション 旅の終わりは、夜の千枚田。 稲刈りが終わった10月〜3月にかけて、ライトアップが施され、幻想的な風景を見せてくれます。イルミネーションが彩る秋の夜を見ながら奥能登の旅を振り返ります! 初体験尽くしだった秋の奥能登、鈴木さんにはどのようにうつったのでしょうか?
幻想的なイルミネーション
編集者から:地元の人との出会いが楽しい、という鈴木さんの気持ちが伝わったのでしょうか、お目に掛かった人々も話をすることが楽しそうでした。「旅が好き」という雰囲気が伝わってきたような気がします。そんなこんなの旅、皆さんもご一緒にお楽しみください。 次回、2334回は温水洋一さんの茨城県の旅です。ひたちなか市から、大洗市、水戸市、つくば市までをめぐります。 真っ赤に染まった絶景の公園!、今が旬のしらす2色丼や水戸の手作り納豆!、冬のごちそう!あんこう鍋、筑波名物!カラフル七味唐辛子などなど見所たっぷりです。 どうぞお楽しみに…