からくり工房

「木」と「メカニズム」と「遊び心」、これら三つの要素を組み合わせた動きの世界を「メカ木ズム」と名づけ、からくり木製おもちゃを作っている工房です。作っているのは、八戸市の高橋みのるさん。昆虫採集が好きだった高橋さん、今では自分でトンボやバッタを作り出しています。昆虫以外にもウサギやカメ、イルカなどなど、木のぬくもりを持ちながら、リアルな動きで大人も夢中になってしまうおもちゃたちがたくさんです。

●問い合わせ先
●からくり工房　工遊館
●〒031-0804　　　　　　　　　　　
●青森県八戸市青葉3-19-8
● TEL　0178-44-4831
● FAX　0178-44-5006

南部細目組子細工

一方こちらも木を組み合わせてつくる工芸作品。今回の旅人渡辺文雄さんが「よく見ないとわかんないんだけど、見れば見るほどわかんなくなっちゃう」と言ってましたが、取材スタッフ一同同意見でした。複雑な木の組み合わせが折りなす幾何学模様は、じっと見てもどうやって組んであるのか理解不可能。それもそのはず作れるのは南部細目組子細工を発明した長山さんだけなんです。明かりが組子を通して光の模様を描く照明器具は特におすすめです。

●問い合わせ先
●長山工芸
●〒028-5311
●岩手県二戸郡一戸町高善寺字古館平37-9
●TEL　0195-33-3817