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回天記念館

今回は番組の中でご紹介できなかった場所を取り上げたいと思います。それは、回天記念館。周南市の徳山港から連絡船に乗ってわずか18分(フェリーで44分)、瀬戸内海に浮かぶ大津島にあります。実は伊嵜さん、大津島へは今回ロケ中に2度目の訪問を果たしました。最初の訪問は5年前。映画「出口のない海」に出演した際、伊嵜さんは太平洋戦争末期に開発された人間魚雷「回天」の乗組員を演じました。撮影中、役作りのために1人ここを訪れ、美しい瀬戸内海と静かな島の風情を前に、戦争中人の意志によって行われた悲劇を想い、感慨に浸ったといいます。今回の旅先に山口県を選んだ理由の1つは、島にある回天記念館と発射訓練基地跡を再訪したい、というものでした。

「回天」とは、太平洋戦争末期の昭和18年(1943)、日本の敗戦が続くなか、二人の青年士官が“戦局を逆転するには体当たりによる特攻作戦しかない”と自ら構想した人間魚雷。“天を回らし、戦局を逆転させる”という願いを込めて名付けられたといいます。

記念館前に設置された「回天」の実物大模型を前にすると、想像以上に小さく狭いことに驚くでしょう。母体となったのは当時最新鋭だった九三式魚雷で、その内部に操縦席を作ったのが回天でした。大津島には九三式魚雷の発射基地があったため、回天の訓練基地もここに置かれ、全国から二十歳前後の若者が1400人近く集まって日夜厳しい訓練に励んだといいます。

館内には資料写真や復元模型のほか、ここから旅立っていった若者たちの遺品や遺書が展示されています。国の未来を真剣に憂い、親兄弟を思い、言葉に託した手紙の数々を目にすると、これが本当に二十歳前後の若者たちの書いた言葉なのかと驚かされます。また出撃時に回天がトロッコで運ばれ、兵士たちも歩いたトンネルや桟橋、乗り込んだ基地跡も生々しく残っています。今は静かで平和な島だからこそ、かつてこの場所で行われたことの悲劇性がより身に迫ってきます。

お問合せ先
回天記念館
山口県周南市大津島1960
TEL 0834−85−2310
開館時間 8:30〜16:30
休館日 毎週水曜日、年末年始
入場料 大人300円
徳山港から大津島・馬島港まで旅客線18分・フェリー44分

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5年ぶりに大津島を訪れた伊嵜さん
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回天記念館
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回天模型
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発射訓練基地跡


 
         
 



     
         
         
         
 



 
 
         
         
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